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生活環境の様々な騒音から耳を守ってくれる Crescendo Hearing Protection イヤープロテクター

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KID (KORG Import Division) がオランダの Dynamic Ear CompanyCrescendo ブランドのイヤープロテクター(耳栓)の新製品の取扱を開始していました。

 » KID - Crescendo 製品情報

従来の6タイプに加えて新たに9タイプ(6月中旬発売予定)が追加され、いろんなシチュエーションに合わせた全15タイプのラインナップになりました。

各タイプともラージ、ミディアムの2サイズと収納ケースがセットになっています。
価格はタイプによって違いがあり、2,000円~7,000円前後。


 Crescendo イヤープロテクターは熱可塑性エラストマーを採用したイヤーピース本体と通気性のあるフィルターで構成され、一定の音圧軽減ができるようにデザインされています。

 独自開発のフィルターは用途別に合わせてチューニングされ、音質を落とすことなく聴覚にダメージを与えないレベルまで安全に音量を絞ることが出来ます。

 完全密閉ではないので装着したままでも快適にコミュニケーションが取れ、また緊急時の警告音なども聞き取れる構造になっています。

Music & Audio


  • Crescendo Music
    2,100円(税抜) 発売中、ライブコンサート用 / 20dBの遮音レベル
  • Crescendo DJ
    7,000円(税抜) 発売中、DJ プレイ用 / 20dBの遮音レベル



  • Crescendo Drummer
    7,000円(税抜) 発売中、ドラマー用 / 25dBの遮音レベル
  • Crescendo Guitar
    7,000円(税抜) 発売中、ギタリスト用 / 20dBの遮音レベル



  • Crescendo Vocals
    7,000円(税抜) 発売中、ボーカリスト用 / 20dBの遮音レベル
  • Crescendo Woodwind
    7,000円(税抜) 発売中、吹奏楽器用 / 15dBの遮音レベル



  • Crescendo Dance
    3,300円(税抜) 6月中旬発売予定、ダンスフロア用 / 20dBの遮音レベル

Situational


  • Crescendo Sleep
    3,300円(税抜) 6月中旬発売予定、睡眠用 / 25dBの遮音レベル
  • Crescendo Gardening
    3,300円(税抜) 6月中旬発売予定、ガーデニング作業用 / 20dBの遮音レベル



  • Crescendo Stadium
    3,300円(税抜) 6月中旬発売予定、スタジアム観戦用 / 20dBの遮音レベル
  • Crescendo Moto
    3,300円(税抜) 6月中旬発売予定、モータースポーツ用 / 25dBの遮音レベル

Work


  • Crescendo Fly
    4,100円(税抜) 6月中旬発売予定、航空機搭乗用 / 20dBの遮音レベル
  • Crescendo DIY
    3,300円(税抜) 6月中旬発売予定、DIY 作業用 / 25dBの遮音レベル



  • Crescendo Office
    4,100円(税抜) 6月中旬発売予定、オフィスフロア用 / 20dBの遮音レベル
  • Crescendo Industry
    2,100円(税抜) 6月中旬発売予定、産業現場用 / 20dBの遮音レベル


完全密封ではなくフィルタリングで必要な音はちゃんと聴こえるのはいいですね。

1パッケージで2サイズあっても片方は使わない場合が多いと思うので、同じサイズ2セットのパターンもあってもいいかなと思いました。(その場合サイズ選択を間違うと勿体ないことになりますが…)

[関連サイト]
 KID - Crescendo
 KID (KORG Import Division)
 Crescendo
 Dynamic Ear Company


CRESCENDO イヤープロテクター シリーズを探す

CRESCENDO イヤープロテクター シリーズを探す

  • 出版社/メーカー: CRESCENDO
  • メディア: エレクトロニクス


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littleBitsがMIDI、CV、USB接続用のシンセキット拡張モジュール New Synth Modules をリリース

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littleBits がシンセキットの MIDI、CV、 USB 接続用の拡張モジュール New Synth Modules (In collaboration with KORG) をリリースしていました。

日本での具体的な発売時期と価格は現時点では未定となっていますが、発売に向けて調整中とのことです。


 Synth Kit と同じく KORG との共同開発で、MIDI モジュール、CV モジュール、 USB I/O モジュールの3つのインターフェイスモジュールで構成されて、Synth Kit と組み合わせて利用できるようになっています。

MIDI Module


 ミニジャック端子とマイクロ USB 端子を備えた MIDI 入出力モジュールは、DAW ソフトや MIDI 対応デバイスから Synth Kit をコントロールしたり、また Synth Kit から外部の MIDI 対応デバイスをコントールできます。

CV Module


 ミニジャックタイプの CV IN/OUT 端子を備えた CV 入出力モジュールは、外部のアナログシーケンサーから Synth Kit をコントロールしたり、また Synth Kit から CV 端子を装備したモジュラーシンセなどのアナログシンセをつないでコントロールできます。

USB I/O Module


 マイクロ USB 端子を備えた USB I/O モジュールはオーディオインターフェイスで、DAW から出力したオーディオデータを Synth Kit に直接録り込んだり、Synth Kit のサウンドを出力して DAW へ直接レコーディングすることができます。


これは Synth Kit ユーザーに待ち望まれた拡張モジュールではないでしょうか。
3つの I/O モジュールの追加で Synth Kit の可能性がさらに広がりますね。

日本での発売時期と価格については分かり次第追記します。

[関連サイト]
 littleBits
 KORG


littleBits Synth Kit

littleBits Synth Kit 【国内正規品】

  • 出版社/メーカー: littleBits
  • メディア: エレクトロニクス

外部MIDIデバイスや複数の楽器アプリを自由にルーティングして制御できるiOS用MIDIパッチベイアプリ Midiflow

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外部 MIDI デバイスやアプリ間の MIDI 入出力を自由にルーティングして制御できる MIDI パッチベイアプリ Midiflow を紹介。


App Store 価格は500円、iOS 7.1以降の iPhone/iPod touch/iPad に対応。
ユニバーサルアプリなので iPhone/iPad 両方で使えます。



主な機能

 カメラ接続キットの USB-MIDI 経由の接続やネットワーク経由の外部 MIDI デバイスの入出力、Core MIDI 対応の複数の楽器アプリを自由にルーティングして同時に制御できる MIDI パッチベイ機能をもつアプリです。

 外部キーボードの音域を分割して iOS 上の2つのシンセアプリを別々に鳴らしたり、DAW からトラックごとに MIDI チャンネルを指定して iOS 上の複数のシンセアプリを鳴らしたりといったことが可能になります。

iPad 版



 画面構成はシンプルで、画面上部にはメインの鍵盤アイコンに割り当てる入力選択項目 (Input Keyboard) と Input Keyboard で制限する MIDI チャンネルの指定項目があり、その下にルーティング(パッチ)が順に並ぶワークエリア、一番下にモニタリングの選択ボタンがあります。

 画面下のモニタリング (MONITOR) セクションで、「ALL」「NOTES & CTRLS」を選択すると、MIDI メッセージが入力されるとリアルタイムにダンプが表示され流れていきます。

現時点ではルーティング(パッチ)を保存して呼び出す機能はありません。



 画面上の「+」でルーティング(パッチ)が新規作成され、入力 (Source)、モディファイア (Modifires)、出力 (Destination) の3つのスロットが縦に並びます。

 ルーティング(パッチ)を消したい場合は画面上方向へスワイプします。(スワイプすると確認なくいきなり消えるので注意)



 入力 (Source) と出力 (Destination) のスロットをタップすると、デフォルトの Input Keyboard、外部 MIDI デバイス、ネットワークセッション、バックグラウンドで待機中の楽器アプリなど利用可能な入力の一覧が表示されます。

 利用可能な楽器アプリは Core MIDI とバックグラウンド再生の両方に対応している必要があり、予め起動しておかないとリストには現れないので注意。
 選択したのに音がでない場合は、アプリ側の設定項目にあるバックグラウンド再生項目や MIDI チャンネルの項目を再確認してみてください。

 上のスクリーンショットのように入力 (Source) にはアプリも割り当て可能になっていて、入力 (Source) 側にシンセアプリ A を指定して、出力 (Destination) 側にシンセアプリ B を指定すれば、シンセアプリ A の画面にある鍵盤からシンセアプリ B を発音させるといったルーティングも可能です。



 モディファイア (Modifires) スロットでは、、MIDI チャンネルのフィルタリング(制限)とリマップ(変換)、音域の範囲指定が行えます。



 出力 (Destination) のスロットをタップすると、外部 MIDI デバイスやネットワークセッション、バックグラウンドで待機中の楽器アプリなど利用可能な出力一覧が表示されます。

 出力 (Destination) には接続されている外部 MIDI デバイスやネットワークセッションも割り当て可能なので、アプリから外部の MIDI デバイスを操作できます。

iPhone 版

iPhone 版も画面が小さい以外は機能は同じです。
ユニバーサルアプリなので iPhone か iPad どちらかで購入すれば、もう片方でも利用可能になります。



画面全体では2列まで表示され、2列以上の場合は右側にどんどん増えてスクロールしていきます。



(左) デフォルトの Input Keybaord の選択リストと MIDI チャンネルのフィルタリング(制限)の指定
(右) ルーティングの Source 選択リスト



(左) ルーティングの Modifiers の設定項目
(右) ルーティングの Source 選択リスト

公式デモ


[ここに YouTube プレイヤーが表示されます]
http://www.youtube.com/watch?v=gv8wHc2d8Fk



同じ作者が先にリリースしている高機能な MIDI パッチベイアプリ iMIDIPatchbay のサブセット版といった感じで、機能とユーザーインターフェイスを見直してシンプルにしたバージョンと言えるかも。
(iMIDIPatchbay のほうは未使用のため詳細は未確認)

ひとつ要望をあげるとすれば、やっぱりルーティング(パッチ)の保存・呼び出し機能でしょうか。
今後のアップデートに期待したいところです。

[関連サイト]
 Midiflow
 iMIDIPatchbay


iTunes App Store からダウンロード Midiflow
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2014/06/19 (Ver.1.0.0)
価格: 500円


iTunes App Store からダウンロード iMIDIPatchbay
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2014/05/09 (Ver.1.5.0)
価格: 1,000円

汎用ASIOドライバーの ASIO4ALL が4年ぶりにアップデートされ v.2.11をリリース

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Ver. 2.10 リリースの後、長らく 2.11 beta の期間が続いていた WDM 汎用 ASIO ドライバー ASIO4ALL が、実に4年ぶりにアップデートされ Ver. 2.11 が正式にリリースされていました。

Windows 98SE、ME、2000、XP、MCE、2003、XP64、Vista(32/64)、Windows 7(32/64)、Windows 8.x(32/64) に対応。
ドライバーは32bit版と64bit版が両方がインストールされます。



利用不可のオーディオデバイスの再認識など、いくつかの機能改善と、主に64bit 関連のバグフィックスが含まれます。

  • Improvement: Make an attempt to reclaim an unavailable audio device, includes workaround for a (confirmed) Windows bug.
  • Improvement: Add general fixed factor resampling capability
  • Improvement: Latencies now displayed for the preferred buffer size, if host elects to violate the spec.
  • Improvement: Support for single common sample rate that is not a multiple of 8 or 11.025
  • Workaround: Realtek PULL mode not supported for "odd" ASIO buffer sizes. Symptom was a "Beyond Logic" error depending on ASIO buffer size.
  • Fix: Potential application compatibilty issue regarding ASIO reset request message
  • Fix: Increased latency in x64 mode
  • Fix: Pull mode _and_ latency display now working
  • Fix: ASR issue with MSVC 2013 x64 -> Performance impact with hosts compiled with MSVC 2013
  • Fix: UI appearance with different system locale
  • Fix: Hang with some x64 hosts
  • Fix: Crash on exit of A4Apanel64.exe
  • Fix: Minor memory leak
  • Fix: All known 2.11 Beta(1,2) regressions fixed!

» 6/17~6/20に公開されていたv2.11は重大なバグあり
v2.11 は6/17から公開されていましたが、6/20までサーバーに置かれていたバージョンは64bitホストで使用するとスタッタリング(吃音状態)が発生する不具合があるとのことです。
(EXE、DLL の日付が 2014/06/21 なら修正されたバージョンです)


[関連サイト]
 ASIO4ALL

波形が見えるオシロスコープ装備、ニンテンドー3DS用バーチャルアナログシンセ KORG DSN-12

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Facebook ページのほうでは先にシェアで速報出しましたが改めて。
KORGDETUNE の共同開発によるニンテンドー 3DS 用バーチャルアナログシンセ DSN-12DETUNE からリリースされました。

ニンテンドー 3DS/3DS LL 専用で、価格は3,800円(税込)。
販売は Nintendo eShop のダウンロード専用となっています。



 KORG のアナログシンセの名機 MS-10 をモチーフとした、パッチング可能なモノフォニック・シンセサイザー 12台と、最大64ステップ×64パターンのシーケンサー、3系統のエフェクトを搭載。

 さらに、3DS ソフト史上初の 3D 表示対応でウェイブモード、リサージュモードの2パターンの波形が表示できる 3D オシロスコープ機能を搭載しています。

主な特徴


(左) Main (右) Synth


(左) Patch (右) Mixer


(左) Oscilloscope (Wave mode)、(右) Oscilloscope (Lissajou mode)

  • KORG MS-10 をモチーフとしたバーチャルアナログモノフォニックシンセサイザー12台搭載
  • 最大ステップ数64、最大パターン数64のシーケンサー
  • パターンプログラムモードで最大99シーン分チェーン、各トラックのミュートのプログラムが可能
  • エフェクト3系統
    (ディレイ、コーラス、フランジャー、コンプ、キック、リバーブから選択)
  • ローカル通信によるユーザー間での楽曲および音色データの交換
  • 世界初* 3D 表示オシロスコープ画面 (Wave mode/Lissajou mode) 搭載
    (*ニンテンドー 3DS ソフトで2014年6月現在)

公式デモ




DS/DSi 用にリリースされていた DS-10 (2008年) はシンセ2台、DS-10 PLUS (2009年) は4台(2台×デュアルモード)だったのが、今回は大幅パワーアップで12台、さらにリアルタイムで波形が見える 3D オシロスコープまで付いてくる充実ぶりがすごい。

うちには息子が愛用している 3DS があるので、今から試そうかちょっと迷ってます…

[関連サイト]
 KORG
 DETUNE


ニンテンドー3DS LL ブラック

ニンテンドー3DS LL ブラック

  • 出版社/メーカー: 任天堂
  • メディア: Video Game

KORG DS-10 PLUS

KORG DS-10 PLUS

  • 出版社/メーカー: AQインタラクティブ
  • メディア: Video Game

KORG コルグ モノフォニック・アナログ・シンセサイザー MS-20 mini

KORG コルグ モノフォニック・アナログ・シンセサイザー MS-20 mini

  • 出版社/メーカー: KORG
  • メディア: エレクトロニクス

iTunes App Store からダウンロード KORG iMS-20
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2013/09/18 (Ver.1.6.3)
価格: 3,000円 (期間限定 2,000円)


Rolandが名機 SH-101をACBテクノロジーで完全再現した SH-101 PLUG OUT ソフトウェアシンセサイザーを発表

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Roland が、往年のアナログ・モノフォニック・シンセサイザーの名機 SH-101 を ACB (Analog Circuit Behavior) テクノロジーで完全再現したプラグアウト・ソフトウェア・シンセサイザー SH-101 PLUG OUT を発表していました。

リリースは2014年7月25日で、SYSTEM-1 購入時に付属するクーポンコードで無償でダウンロード可能になります。
ソフトウェア単体の販売は予定されていません。

 ↓ SH-101 PLUG OUT のダウンロードページはこちら (7/25から)
 » Buy System-1 Get SH-101 PLUG-OUT Software Synthesizer



新旧 SH-101

 1983年に同社からリリースされたモノフォニックシンセ SH-101 は、手頃な価格(59,800円)と VCO/1VCF/1VCA/1LFO のシンプルな構成から生成される切れの良いサウンドと抜群の操作性で、アナログシンセの入門機として人気を博し、今も世界中の数多くのファンに愛されています。(自分もその一人)


オリジナル Roland SH-101 (所有物)

 今年初めに AIRA シリーズのプラグアウト・シンセサイザー SYSTEM-1 (6月25日発売開始)が発表されたのと同時に、プラグアウト対応のソフトシンセ第一弾として SH-101 PLUG OUT のリリースも予告されていました。

 ソフトシンセである SH-101 PLUG OUT はハードシンセ SYSTEM-1 と同じく ACB (Analog Circuit Behavior) テクノロジーが採用され、オリジナル SH-101 のパラメータ変化とサウンドがモデリングによって忠実に再現されます。

 メインパネルのスライダーとノブのレイアウトをよく見ると、いくつかオリジナルとの違いがみられ、忠実にオリジナルを再現するだけでなく、さらにバリエーションに富んだエディットができるようになっています。
  • MODULATOR の波形に正弦波とノコギリ波が追加されている
  • PWM のソースに VCF の ENV が追加されている
  • VCF に ENV (フィルターエンベロープ) が追加されている
  • VCA に TONE ノブが追加されている
  • EFFECTS セクションが追加されている (CRUSHER, REVERB, DELAY)
  • VCO と VCF の MOD スライダーが MODULATOR に移動している

主な特徴

  • SH-101 サウンドを ACB テクノロジーにより徹底的にモデリング
    • 当時の開発エンジニアへのヒアリングを通して、回路図通りにならないサウンドやパラメーター変化を徹底リサーチ
    • SH-101 のアナログ回路設計に起因するパラメーターの相互作用まで精密に再現
    • ピッチの微妙な揺らぎや LPF、ENV の特徴的な振る舞いをACBテクノロジーで完全モデリング。
    • ベース/リード/ノイズサウンド/SE など、SH-101 定番のシンセサウンドを作成可能
  • オリジナル SH-101 (カラー3色)と SYSTEM-1 の両方のパネルレイアウトを選択して使用可能
  • 新たにリバーブ/ディレイ/クラッシャーのエフェクトを搭載
  • SH-101 PLUG-OUT Software Synthesizer がインストールされた PC/Mac と SYSTEM-1 とを USB 接続することで、SYSTEM-1 をソフトシンセの専用コントローラーとして使用可能
  • SH-101 PLUG OUT 上で作成した音色を SYSTEM-1 側へプラグアウトすることが可能、また逆に SYSTEM-1 へプラグアウトされ編集されたデータを SH-101 PLUG OUT 側へロードすることも可能
  • プラグインフォーマットは OS X 用は VSTi 3.6 (32bit/64bit)/AU、Windows 用は VSTi 3.6 (32bit/64bit) に対応


当時限定カラーだった Red/Blue バージョンも用意


SYSTEM-1 のパラメータに合わせたパネルレイアウト
(グレーアウトになっているスライダーとノブは変更不可?)

デモ&レビュー




プラグインなのにプラグアウトというなんだかちょっとややこしい名称が付いてますが、要は SH-101 PLUG OUT 側と SYSTEM-1 側の両方で同じモデリングサウンドが作れるので、移動先に SYSTEM-1 をわざわざ持って行かなくても (DAWと) SH-101 PLUG OUT があれば音が出せるということなります。

オリジナル SH-101 を2台(1台は部品取り用のジャンク)を所有している身としては、SH-101 PLUG OUT 自体は魅力的ですごく興味がわくのですが…

「プラグアウト」のコンセプトは個人的には利点が見いだせてないので、SH-101 PLUG OUT の VST/AU プラグインだけで動作するなら、単体でも発売して欲しいというのが正直な感想です。

[関連サイト]
 Roland


楽天で Roland SYSTEM-1 PLUG-OUT Synthesizer を探す

ブラジル楽器カシシをモチーフに3Dプリンターで作られた指輪型のミニシェイカー KXX Sound Ring

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Michiel Cornelissen Ontwerp からリリースされている 3D プリンターで製作された指輪型のミニシェイカー KXX Sound Ring を紹介。



 素材はプラスチック製で、カラーは全10色 (White、Black、Blue、Yellow、Red、Green、Beige、Brown、Pink、Orange) 、表面の仕上げが3種類 (Raw、Polished、Double Polished)、サイズは5~13 (US) が用意されています。
 価格は11~19ドルで選択したサイズと仕上げによって変わります。



 ブラジルの民族楽器カシシ (Caxixi) をモチーフにした小型のラトル入りのシェイカー系パーカッションで、指にはめて振ったり手を叩いたりすることで音を出します。



 単独のパーカッションとして使う以外にも、他の打楽器と合わせて使ったりと使い方はプレイヤーのアイディア次第。



 モチーフになったカシシ (Caxixi) は、主にブラジル音楽や格闘技カポエイラの伴奏などで使われ、手に持って振ることで音を出すハンドシェイカー系のパーカッションです。
 籐(トウ)で作られた籠の中にラトル(木の実などの小さな玉)が入っていて、籠の底にはヒョウタンやヤシなどで作った打面でフタがしてあります。

[ここに YouTube プレイヤーが表示されます]
http://www.youtube.com/watch?v=62drOZnYKps
http://www.youtube.com/watch?v=qgLxc6OkCBU


購入できるショップは公式サイトにリンクがあるCculpteoShapeways しかないようですが、もしかしたら他でも扱っているところがあるかもしれません。

[関連サイト]
 Michiel Cornelissen Ontwerp

KORGのデジタルディレイの名機がペダルタイプになって復活 KORG SDD-3000 PEDAL

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KORG が1982年に発売し、その個性的なサウンドから爆発的人気を得て、30年以上たった今も根強い人気のある多機能デジタルディレイ黎明期の名機 SDD-3000 がペダルタイプの SDD-3000 PEDAL となって復活しました。

発売時期は2014年7月13日予定、市場予想価格は42,600円前後。



 オリジナル SDD シリーズを彷彿とさせる濃紺パネルと黄色いツマミが採用され、一目で同シリーズファミリーだと分かるデザインが採用されています。


  1Uラックに収まったオリジナル SDD-3000、当時の価格 185,000円 (KORG MUSEUM より)

 機能面では SDD-3000 の全機能が搭載されたのに加えて、オリジナルを含む8種類のディレイタイプ、最大4000msec のロングディレイタイム、2つの波形を合成できるモジュレーション波形選択、ステレオ入出力対応、MIDI 対応など新機能が追加され、オリジナルの個性を生かしつつより高度なサウンドメイキングが可能になっています。

 オリジナルの SDD-3000 独特のサウンドを強く特徴づけ多くのユーザーを魅了していたのは、当時採用されていたプリアンプ回路にあると言われています。

 SDD-3000 PEDAL ではオリジナルのプリアンプ回路を完全再現、さらにアナログ部分の回路構成が電源電圧も含めて新たに見直され、スタジオ機器クラスの高性能 IC が惜しみなく採用されています。

 オリジナルと同様にプリアンプ回路を通してレベル調整されたウォームなダイレクト音を、リレースイッチで電子回路部を完全にカットした形で、バイパス音として利用できるようになっています。

主な特徴

  • 伝説のデジタルディレイ SDD-3000 の全機能をペダルタイプに凝縮
  • SDD-3000 のサウンドを決定付けたプリアンプを忠実に再現
  • 全8種のディレイタイプ: SDD-3000、ANALOG、TAPE、MODERN、KOSMIC、REVERSE、PITCH、PANNING
  • アナログ回路を電源電圧も含めて新たに見直し、スタジオ機器クラスの高性能 IC を惜しみなく採用
  • フィードバックサウンドに変化を加えるフィルター回路を搭載
  • ディレイタイムを変調させる5種類のモジュレーション波形を装備
    (2つのタイプの中間波形の生成、微調整が可能)
  • フランジング、コーラス、ビブラート、ダブリング、ドップラー効果など特殊なサウンドメイクも可能
  • 1msec から最大 4000msec のロングディレイまで、幅広いディレイタイムが設定可能
  • 全音符から32分音符までの11種類の音符でディレイタイムの設定が可能な SYNC モード搭載
  • ローカットフィルター(125Hz/250Hz/500Hz)、ハイカットフィルター(8kHz/4kHz/2kHz ​)を搭載
  • 全80プログラム(40バンク×2チャンネル)を保存可能
  • マルチタップディレイ効果が得られる LCR 機能
  • MIDI 端子を利用して外部機器からのプログラムチェンジや、プログラムデータのバルクダンプが可能
  • 残響音を残しながら切り替え可能なシームレスバイパス/シームレスプログラムチェンジ
  • リレースイッチによる信号ライン直結で電子回路を通さないトゥルーバイパス仕様
  • オプションのフットコントローラーによりエフェクトのパラメーターを複数同時操作が可能
  • 入力端子: フォーン L(mono)/R、出力端子: フォーン L(mono)/R
  • MIDI IN×1、MIDI OUT(THRU)×1、PEDAL CONTROL 端子×1
  • サイズ: 260(W) × 170(D) × 77(H)mm、重量: 1.5kg
  • 電源: DC9V ACアダプター(付属品)
  • オプション: XVP-10 エクスプレッション/ボリューム・ペダル、EXP-2 フット・コントローラー



公式デモ


[ここに YouTube プレイヤーが表示されます]
http://www.youtube.com/watch?v=u6ATIxJ0_No





ここ最近の KORG の名機復活攻勢(?)の流れからすると、そろそろ SDD-3000 もくるかと思っていたのですが、まさかペダルタイプ(しかも5万を切る販売価格)になるとは思いませんでした。

SDD-3000 の有名な愛用者というと U2 の The Edge とプロデューサーのダニエル・ラノワを思い出すのは自分がオッサンだからでしょうかw...


[関連サイト]
 KORG



KORG / SDD-3000 PEDAL プログラマブル ディレイ

KORG / SDD-3000 PEDAL プログラマブル ディレイ

  • 出版社/メーカー: コルグ
  • メディア:

楽天で KORG SDD-3000 PEDL を探す


iPad専用MPCアプリがパワーアップされて新たにリリース AKAI professional iMPC Pro

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AKAI Professional が iPad 専用のサンプルベースのミュージックプロダクションアプリ iMPC Pro をリリースしていました。
iOS 7 以降の iPad シリーズに対応。
AppStore 価格は通常2,000円で、期間限定の発売記念価格1,300円。




 iMPC (無印)と同様にアプリの開発は Retronyms が担当、画面のデザインやインターフェイスは iMPC (無印)がクラシック MPC をモチーフに忠実に再現していたのに対して、iMPC Pro では全体的にフラット化しつつも重要なパッドやボタン類は立体化して見た目と使い勝手を両立させることを想定したモダンなデザインに仕上がっています。

 MPC シリーズ、iMPC (無印)のコンセプトを受け継ぎつつも、ジョグダイヤルを廃してディスプレイとパフォーマンス操作部(Flux Link など)を融合させたり、シーケンスのタイムラインビューを採用したりといった、よりマルチタッチデバイスに最適化された操作体系が取り入れられています。

主な特徴

  • MPC シリーズの特徴的な機能を使って最大64トラックのサンプルベースのトラックが作成可能
  • オーディオサンプルは、iPad 内蔵マイク、トラックのリサンプリング、iTunes ライブラリ、Inter-App Audio などから取得作成可能
  • ゲインフェーダー、3バンド EQ、ミュート、ソロ、パンニング、エフェクトセンドを備えたマルチトラック・プロダクション
  • 新しい操作体系は直感的なマルチタッチでのエディット、トリミング、プレビュー、スプライシング、サンプルプロセッシングを提供
  • 新機能のタイムラインビューではシーケンスやレコーディングのためのマルチタッチ対応のグリッド形式のエディターを提供
  • 新機能の Flux モードはワープ/グリッチビートをリアルタイムまたはオートメーションで作成可能
  • 新機能の高精度なノブとフェーダーは正確にパラメーターを調整するためのコマンドを拡張
  • 新機能の 3Dパフォーマンスモードは iPad の加速度計が利用可能
  • 新機能の Turbo Duck エフェクトはサイドチェイン・コンプでトラックがよりファットに変化
  • AKAIサンプルサウンドを数多く手掛けるサウンドデザイナー Richard Devine による1,400を超える高品質なサウンドライブラリ
  • リサンプリング、ドラッグ&ドロップによるキット構築、サンプルライブラリの構成など改善されたサンプリング・ワークフロー
  • アタック、ベロシティ、ノートレングス、チューニングのバリエーションを素早く作成できる16 Levels モード
  • ノートバリエーションスライダーではアタック、ベロシティ、レングス、チューニングの調整が可能
  • ディレイ、ビットクラッシャー、マスターコンプレッサー/リミッターを備えた内蔵エフェクト
  • リアルタイムパフォーマンスとプレイバックを考慮したライブシーケンスキューイング機能
  • スウィング調整付きで8符から32符(三連符)まで指定可能な Time Correct
  • 8符から32符(三連符)まで対応したラッチ機能付き MPC ノートリピート機能
  • iOS 7 でサポートされた Inter-App Audio を利用してサンプリングとエフェクトルーティングを他の音楽アプリから入力可能
  • シーケンスを AudioCopy/AudioPaste を利用して対応アプリにコピー/ペースト可能
  • Apple 純正のカメラ接続キットを介して MPC Element を接続して利用可能
  • SoundCloud、Facebook、Twitter、Tumblr などに直接アップロードできる共有機能、iTunes 経由のエクスポートに対応
  • iOS がサポートするドラッグ&ドロップ、プラッキング、マルチタッチジェスチャーに対応
  • オートメーション、ミキシング、エフェクトのためのインタラクティブなジェスチャーコントロール
  • シーケンス中のパッド、トラックミュートの操作を記録できるオートメーション機能
  • Tabletop Ready: Tabletop 内からデバイスとして呼び出し可能 (別途 Tabletop アプリが必要)
  • 各サウンドに対してチューニング、パンニング、レベル、ローパス/ハイパスフィルターが使用可能
  • マルチタッチ機能を利用して簡単にシーケンスのクローンコピーが可能
  • 従来の Next-Sequence を使って、違った組み合わせを試行やダイナミックなライブパフォーマンスのためのシーケンスの切り替えが可能
  • 実際のパーカッションパフォーマンスに則したミュート、ポリパッドのグループ指定が可能
  • カスタマイズ可能なエンベロープフィルター、4モードのディストーション、リングモジュレーションが利用可能なパッドエフェクト
  • GarageBand や Cubasis などに直接レコーディング可能な Inter-App Audio モードをサポート
  • 操作学習にも使えるデモソングセッション13曲を用意
  • プロジェクトの段階的なロールバックが可能なアンドゥヒストリー機能
  • ソングトラックをオーディオファイルとしてエクスポートが可能

主な画面

(画面画像はクリックで拡大されます)

» プロジェクト選択画面


 デモソングが13曲が収録されています。3.5インチフロッピーを模したラベルをタップすると画面上部のドライブスロットに吸い込まれていくギミック付き。

 ソングはそのまま開く以外に、画面中央下のアイコンをタップしてクローンコピーを作ってから開くこともできます。

» メインメニュー(画面左上アイコン)


 画面左上のアイコンをタップして表示されるメインメニューには、CPU 負荷、空きメモリ、バッテリー残量などのリソース状態表示、ファイル保存操作や外部連携関連のボタンが配置されています。
 メインバー右側には再生・停止・レコーディングなどの操作ボタンが並びます。



 SEQUENCE、TRACK、PROGRAM 関連の表示と選択操作は画面上部のメインバーに移動しています。

» メイン画面


 画面左のパフォーマンスコントロールセクションには、上部にファンクションディスプレイ兼 Flux Link ウィンドウ、下部に NOTE REPEAT、TIME CORERCT、ERASE、NEXT SEQUENCE、TRACK MUTE、16 LEVELS、PAD MUTE のボタン、NOTEVARIATION のスライダーが配置されます。

 ボタンの右上にインジケーターがあるものはトグルボタンで、ないものは押している間ディスプレイでパラメーター変更が可能になるボタンです。(このあたり操作は無印 iMPC と同じ)

 16パッドの上にある A~D のボタンがバンク切り替えのボタンになっています。



 "3D PERFORM" ボタンを押すとスライダーが配置されている部分に FILTER、TUNE、VELOCITY、RESONACE のボタンが配置されます。
 "3D PERFORM" は iPad の加速度計を使って上記4つのパラメーターを変化させることができるモードです。

 "FULL LEVEL" ボタンはハードウェアコントローラーをつないだときにベロシティ検知を無効にして100%で発音させるためのもので、つないでない状態で ON にするとベロシティ100%、OFF では70%になります。

» プログラム画面 (PARAMS)


 パッドに割り当てられている各サウンドの個別編集画面で、画面右下のボタンで "PARAMS" と "SOUNDS" の切り替えができます。
 また画面左下には波形編集の "EDIT SOUND"、サンプリングの "NEW SOUND" があります。

 左上の AMPLITUDE、FILTER のウィンドウでは、それぞれのエンベロープをドラッグ操作で編集できます。
 TUNE、PAN、LEVEL、FILTER のノブは、ドラッグで値を変更できる以外に、タップすると全面ノブ表示に切り替わって画面全体がドラッグエリアになり、より素早く細かい調整ができるようになっています。


* ENABLED のスイッチは黒のほうがON状態

 TURBO DUCK はマスターのコンプレッサーにサイドチェインしてダッキング効果を生み出すものです。ダッキングとはサイドチェインに入力された音に連動させてコンプを効かせる手法です。




 NO FX と表示されている箇所はエフェクトスロットで、左右スワイプでエフェクト(SAINT LOUIS DRIVE / RING-A-DING) をインサートして切り替えることができます。エフェクトのノブも全面ノブ対応になっています。

 1SHOT/HOLD、POLY/MUTE、TURBO DUCK の ENABLED ON/OFF のスライドスイッチは黒がON状態、白がOFF状態になっている点に注意。
 アプリ全体では、パネル背景が白のときはボタン黒が ON、パネル背景が黒のときはボタン白が ON を表します。(ちょっと紛らわしい)

 画面左下の "EDIT SOUND" サンプルのトリミング画面へ遷移、"NEW SOUND" でサンプリング画面に遷移します。

» プログラム画面 (SOUNDS)


 左側のリストブラウザでパッドに割り当てるサンプルサウンドリソースを選択してロードする画面です。

 プリセットサウンド、ユーザーサウンド、プロジェクト内サウンド、プログラム内サウンド、Audio Paste バッファにあるサウンドなどから選択可能です。

» プログラム画面 (EDIT SOUND)


 スタートポイントとエンドポイントは波形上のマーカーをドラッグで移動して調整できます。画面下の3つのボタンで範囲内、範囲外のサウンドプレビューができます。

 画面下の "CHOP TO PAD" をタップするとサンプルスライスの画面に遷移して、指定した数でサンプルを等分したものを各パッドに順番に割り当てることができます。

» プログラム画面 (NEW SOUND)



"NEW SOUND" では以下の4つの方法でサウンドを取り込むことができます。
  • MIC/LINE - iPad の内蔵マイクまたはライン入力
  • TURNTABLE - iTunes ライブラリの楽曲
  • INTER-APP - Inter-App Audio 対応の外部音楽アプリからの入力
  • RESAMPLE - 割り当て済みのパッドからのリサンプル

» ミキサー画面 (MIX)


 各トラックとマスタートラックのチャンネルストリップが並ぶミキサー画面では、チャンネルゲイン、3 バンド EQ (HI/MID/LOW)、パンニング、エフェクトセンドなどの調整やミュート、ソロの切り替えができます。

 マスターチャンネルでは、プレアウトプットゲイン、ファイナルアウトプットゲイン、コンプレッサーの調整ができます。
 TURBO DUCK のダッキングが効いているときはダックがピョコピョコと上下に動きます。

 MIX 画面のノブもタップして全面ノブ表示で調整できます。

» ミキサー画面 (FX)


 Reverb (BoomRoom)、Delay (Ekko)、Chorus/Flanger (Whirl) の3つの内蔵エフェクトのほかに、Inter-App Audio 対応の外部エフェクトアプリへセンドしてリターンさせて利用することも可能です。

 FX 画面のノブもタップして全面ノブ表示で調整できます。

» タイムライン画面


 無印 iMPC になかったタイムライングリッド形式のトラック編集画面です。

 トラックの切り替えはメインバーの TRACK で行い、グリッドエリアをタップしてノート挿入、ドラッグで移動や範囲選択ができます。

 長押しでポップアップメニューを表示して、コピー/ペースト/削除の操作や、Tune/Velocity/Resonance/Filter などのパラメーター調整ができますが、ポップアップメニューの表示させるには若干の操作の慣れが必要かも。

» ソング画面


 "SEQUENCES" ではシーケンスのテンポや小節数、拍子の設定やシーケンスのコピーができます。
 "ARRANGEMENT" ではソング全体のシーケンスの並びの編集が行えます。

 その他、ソングの共有やオーディオエクスポート、AudioCopy が行えます。

公式デモ




無印 iMPC はバンクやソングなどいくつか機能が省略されていて、サブセット的なやや中途半端な印象を受けましたが、ようやく本来の MPC スペックの正当な進化版登場といったところでしょうか。

ただ、無印から機能が格段にパワーアップしている分、CPU とメモリの負荷も増えているようで、iPad Air でもミキサーのレベル表示の反応など画面描画の動作がやや重そうなところが見受けられました。
iPad Air 以前の iPad では全体的にもっさりするかもしれません。

全体を通してみるとかなりイイ感じなので、今後のアップデートに期待。

[関連サイト]
 AKAI Professional (jp)
 AKAI Professional (com)
 Retronyms


iTunes App Store からダウンロード AKAI Professional iMPC Pro
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2014/07/09 (Ver.1.0)
価格: 2,000円 (発売記念価格 1,300円)


iTunes App Store からダウンロード AKAI Professional iMPC
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2013/10/01 (Ver.1.3)
価格: 700円


Akai Professional MPC Element

Akai Professional MPC Element

  • 出版社/メーカー: AKAI
  • メディア: エレクトロニクス


手軽に録音できるシンプルな3トラック対応レコーディングアプリ Propellerhead Take

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Propellerhead がシンプルな3トラックのレコーディングアプリ Take をリリースしていました。
AppStore 価格は無料、iOS 7 以降の iPhone/iPod touch/iPad に対応。





 iOS デバイスの内蔵マイクを使って3トラックの中から任意のトラックにレコーディングできるシンプルなアプリで、録音したいトラックのタブを選択して録音ボタンを押すだけの簡単操作が特徴です。

 内蔵マイクを使用する際のフィードバック(ハウリング)を避けるため、ヘッドフォンでのモニターが推奨されています。

 録音済みのトラックを再生しながら別トラックへ録音するいわゆるオーバーダブは可能ですが、複数の録音済みのトラックを別のトラックまとめるバウンス機能(ピンポン録音)はありません。
 また、同一トラックの場合はオーバーダブされずに上書きされます。



 特定の範囲を消したい場合は、録音ボタンの右にある消しゴムアイコンを押して ERASE MODE に切り替えて、ERASE ボタンを押しながら消したい範囲をドラッグで横スクロールさせます。

 画面右下のアイコンで Mixer 画面が開き、各トラックのボリュームレベルの調整とエコーエフェクトの調整ができます。
 エフェクトはリバーブとディレイを組み合わせた簡易的なエフェクトで、フィードバックとドライ/ウェットの調整ができます。



 画面左下のアイコンで Song 画面が開き、Song の保存・読み込み、ガイドリズムの選択ができます。

 ガイドリズムは全部36種類あって、シンプルなクリック音以外にパーカッションやドラムなどが登録されています。
 ガイドを有効にした場合はテンポの数字のところを上下ドラッグして速さを調整できます。

 出来上がったレコーディングテイクは Propellerhead のサーバーにアップロードできますが、共有するには、Propellerhead のアカウントもしくは Facebook のアカウントが必要です。

 現時点ではミックスダウンしたオーディオデータのエクスポート機能はないようです。(iTunes の App ファイル共有のリストにも Take は表示されない)

公式デモ




同社の Figure を彷彿とさせるシンプルさが手軽でよい感じなのですが、バウンス機能はとりあえずはなくてもよいとして、せめてファイルエクスポート機能はつけてほしかった。

[関連サイト]
 Propellerhead
 Propellerhead (jp)


iTunes App Store からダウンロード Propellerhead Take
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2014/07/10 (Ver.1.0)
価格: 無料


iTunes App Store からダウンロード Propellerhead Figure
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2014/04/16 (Ver.1.6)
価格: 100円


自然の音を聴いてリラックス、「無印良品」の睡眠導入アプリ MUJI to Sleep

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無印良品 の睡眠サポート用品のネッククッションのアシストアプリとしてリリースされている MUJI to Sleep を紹介。
無料アプリで、iOS 用(7.0以降対応)と Android 用(4.0.3以降対応)があります。






 自然環境を流して睡眠導入をアシストしてくれる音響アプリで、ヘッドフォンでの利用が推奨されています。

 左右スワイプで6種類のサウンド、画面下の時計アイコンで3種類(30分/60分/90分)の連続再生時間が選べます。



 選べる6種類のサウンドは、日本各地の自然環境音をダミーヘッドマイクでバイノーラル録音した臨場感のあるものになっています。



 キャンペーンページの MUJI to Sleep には「バイノーラル録音」が使われているとあり、iOS/Android 両ストアの説明ページには「バイノーラルビート」が使われているというあります。
 どちらのページも片方だけが説明されていて、もう片方の説明がありません。

 バイノーラル録音バイノーラルビート、名前は似ていますがまったく別の音響技術を指します。

 バイノーラル録音は、人間の頭部を模したダミーヘッドマイクのように左右の耳の位置にマイクをセットして、人間の耳に届く臨場感のあるステレオ音響効果を再現する録音技術のひとつで、単にマイク2本を立てて録るステレオ録音ではなく、人の顔面や耳などに反射・減衰する音響状態を含めて録音するというものです。

 もう一方のバイノーラルビートのほうは、ステレオ音声の左右で僅かに周波数の違う音声を再生して、直接左右の耳で聴くことによって脳波が差分周波数に影響される特性を利用する再生技術で、差分周波数を睡眠時のアルファ波やシータ波に近い周波数にすることでリラックス効果生むと言われています。
(その効果が科学的が立証されているのかどうかはここでは言及は避けます)

 バイノーラルビートはその特性上、以下に該当する人は使用しないようアプリに注意書きがあります。
  • 心臓に疾患を抱えている(とくにペースメーカーを使っている)方
  • てんかんの発作を持っている方
  • 体調や気分の優れないとき
  • 途中で気分が悪くなるなど体調の変化を感じた場合
  • 車の運転や機械の操作などをしている最中
  • 10歳未満の方

このアプリは「バイノーラル録音」したものを「バイノーラルビート」に変換して再生しているのか、それともどちらか片方だけなのか、それとも「バイノーラル」という意味を勘違いして説明しているのか、どれなのでしょうか?

[関連サイト]
 無印良品
 MUJI to Sleep


iTunes App Store からダウンロード MUJI to Sleep
カテゴリー: ヘルスケア/フィットネス
リリース: 2014/07/11 (Ver.1.0)
価格: 無料


Google Play からダウンロード MUJI to Sleep
カテゴリー: 健康&フィットネス
リリース: 2014/07/10 (Ver.1.0)
価格: 無料


Web Audio APIで音が鳴るインタラクティブなサウンドビジュアルページ FLORA DRIFT

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NOTCOT.ORG で見つけた Web Audio API で動くインタラクティブなサウンドビジュアル Web アプリ FLORA DRIFT を紹介。



Web Audio API が使用されているので Chrome、Safari でアクセスしてください。
(Web Audio API 非対応の Internet Explorer、Firefox では動きません)

サウンドの生成は Web Audio API、描画は HTML5 の Canvas を利用して JavaScript で作られています。



フルスクリーンもしくはそのままウィンドウ内で実行するか選択します。



アンビエントな音楽が流れながら背景が次々に切り替わります。
背景をマウスでドラッグし続けると小さなスウィープ音が鳴ります。

画面下の▲を押すと設定画面が表示されます。



左の◎でテンポの調整、中央の◎でリズム音量の調整ができます。
右側の2つ六角形を押すと楽器が表示されます。



1つ目の楽器はアタックが速めの減衰音。
六角形のパッド部分を押すと音が出ます。



2つ目の楽器はアタックが遅めの持続音でテルミンのような音。
弦の上をドラッグすると音が鳴ります。


ソースコードをざっと見たところ、曲や背景の生成は決められたルールに従って自動で生成されているようでした。

こういうセンスのあるプログラムをサラッと作ってみたいものですね。

[関連サイト]
 FLORA DRIFT
 whitevinyldesign.com
 NOTCOT.ORG


気が付けば累計アクセス数が2,500万を突破していました。
いつも見に来てくださる方も、ググッて来てくださった方も、ありがとうございます。
今後も音楽方丈記をよろしくお願いします。

世界中の人が同じ曲を歌う音楽の擬似空間をたゆたう音楽体験アプリ Singalong World

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今回は一風変わった疑似体験ができる音楽プレイヤーアプリ drumsoftSingalong World を紹介。
App Store 価格は無料、iOS 7 以降の iPhone/iPod touch/iPad に対応。





 Singalong Word は、Music Hack Day Tokyo 2014 で審査員賞を受賞したプロトタイプアプリが製品化されたものです。



 iPhone を持ったまま東西南北にぐるぐる向きを変えると、カバー曲を演奏・歌唱したユーザーの住んでいる方角から、それぞれの歌声が同時に聴こえてくるというユニークな疑似空間体験アプリです。

 楽曲は SoundCloud の API を利用して、SoundCloud 上にアップロードされているカバー曲を検索し、各演奏・歌唱者のプロフィールに登録されている地名からおおよその方角を取得して仮想空間上に配置されます。
 配置された楽曲はストリーミングで同時再生され、iOS デバイスを東西南北に動かすことでシームレスに切り替わります。




 ユーザーインターフェイスと使い方はしてもシンプルで、検索文字列とフィルタリング文字列(AND 条件の検索文字列)を入力して「Go」を押すだけです。

[ここに Vimeo プレイヤーが表示されます]
http://vimeo.com/90084812


コンセプトはとてもユニークでとても面白いのですが、音楽そのものを聴くプレイヤーというより体験操作が中心なので、一通り試してしまうと満足して終わってしまわないかと要らぬ心配をしてしまいます。

操作に関しては、UI デザインが素っ気ないのは好みの問題としても、再生/停止ボタンは付いててほしかったかも。

あと、方向感度が敏感すぎてなかなか位置が定まらないところも気になりました。
(切り替わりをワンテンポおいてヌルッと動くような感じになればよさげ?)

と、上から目線で書いてしまいましたが、今までなかったユニークな着眼点に新たな可能性、応用性を感じました。

[関連サイト]
 drumsoft
 Singalong World
 WIRED JAPAN


iTunes App Store からダウンロード drumsoft Singalong World
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2014/07/08 (Ver.1.0)
価格: 無料

マシーンズ・メロディ パリが恋したハウス・ミュージック (マンガでわかるハウス・ミュージックの歴史) [日本語版]

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2011年にフランスで発行されたハウスミュージックの歴史をマンガで描いた「Le Chant De La Machine」が、日本語化されて「マシーンズ・メロディ パリが恋したハウス・ミュージック (マンガでわかるハウス・ミュージックの歴史)」として、2014年7月18日に DU BOOKS から出版されました。

David Blot & Mathias Cousin (著)、山田蓉子 (翻訳)、河村祐介 (注釈・解説)。
価格は3,033円(税込)、B5判 192ページ、ISBN:9784925064910。

マシーンズ・メロディ パリが恋したハウス・ミュージック (マンガでわかるハウス・ミュージックの歴史)

 ダフト・パンクの古くからの友人でもあるダヴィッド・ブロとマティアス・クザンの2人の著者によって、ディスコブームからハウス、テクノへと続くダンスミュージックが歩んだ変遷の歴史をマンガで記した一冊です。

 ダフト・パンクが手掛けた序文に続き、本編にはラリー・レヴァン、フランキー・ナックルズ、ロン・ハーディー、デリック・メイといった先駆者達や Roland TB-303 や TR-909 といった名機が登場し、ニューヨーク、シカゴ、デトロイト、マンチェスターなどダンスミュージック・シーンの主要都市で起こった出来事が描かれます。

» 目次
  • イントロダクション
  • 序文 ダフト・パンク
  • PRIME TIME (ゴールデン・タイム)
  • DISCO PARTOUT (あらゆるところでディスコ)
  • LARRY LEVAN ET LE PARADISE GARAGE (ラリー・レヴァンとパラダイス・ガラージ)
  • CHICAGO & HOUSE MUSIC (シカゴとハウス・ミュージック)
  • DETROIT TECHNO CITY (デトロイト・テクノ・シティ)
  • MANCHESTER SO MUCH TO ANSWER FOR (罪深きマンチェスター)
  • MDMA, EN SYNTHES (エクスタシーの誕生)
  • RAVE ON (レイヴ・オン)
  • MEMOIRES DE STANLEY ROSE (スタンレー・ローズの想い出)
  • PARADISE PERDU (パラダイス・ロスト)
  • BONUS BEATS (ボーナス・ビーツ)
  • あとがき ピエール・ル=タン
  • 解説
 日本語版には新たに注釈と解説が追加されていて、より理解と知識を深めるのに役立つようになっています。




たんなるドキュメンタリー本ではなくて、マンガで描いたというのが斬新。
電子書籍版もぜひ出版してほしいですね。

[関連サイト]
 DU BOOKS


マシーンズ・メロディ パリが恋したハウス・ミュージック (マンガでわかるハウス・ミュージックの歴史)

マシーンズ・メロディ パリが恋したハウス・ミュージック (マンガでわかるハウス・ミュージックの歴史)

  • 作者: David Blot & Mathias Cousin
  • 出版社/メーカー: DU BOOKS
  • 発売日: 2014/07/18
  • メディア: 単行本

Web Audio APIで作られたバーチャル・カリンバとバーチャル・ハングドラム

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Middle Ear Media が公開しているブラウザで動く Virtual KalimbaVirtual Hang を紹介。

Web Audio API 対応の Chrome もしくは Safari で実行してください。
マウスオーバー操作ができないモバイル版の Chrome/Safari や、Web Audio API に対応していないInternet Explorer、Forefox では音が鳴りません。

» Virtual Kalimba


JavaScript と Web Audio API を使ったサンプル的なもので使い方はシンプルです。

マウスカーソルを打面上に載せると鳴ります。(クリックでは鳴りません)
コントロールパネルとショートカットキーでフィルターやパンの調整ができます。

» Virtual Hang


マウスカーソルをピンの上に載せると鳴ります。(クリックでは鳴りません)
上部の3つのアイコンでピンの並びが変わります。
コントロールパネルとショートカットキーでフィルターやパンの調整ができます。


できればキーボードでも演奏できるようにしてほしかった。

実物のカリンバ、ハングドラムについて知りたい人はブログの過去記事を参照。
 →カリンバに関連する過去の関連記事はこちら
 →ハングドラムに関連する過去の関連記事はこちら

[関連サイト]
 Middle Ear Media

AEA のビッグリボンマイク R44Cの製造工程を記録したショートドキュメンタリー

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AEA (Audio Engineering Associates) のビッグリボンマイク R44C の製造工程の様子を記録したショートドキュメンタリー。



 動画に登場する AEA R44C は、1931年から1976年まで製造販売されていた RCA 社のリボンマイク RCA 44 シリーズと同じリボン部のパーツを採用して、1998年に外観・内部構造・音色を完全再現した RCA 44 の復刻版ともいえるモデルです。

[ここに YouTube プレイヤーが表示されます]
http://www.youtube.com/watch?v=SHkOkqnJjy0

AEA のリボンマイクは日本では TACSYSTEM が正規取り扱いしています。
R44C の価格は約40万円。

参考までに、Neumann U 87Ai の製造工程の映像はこちら(過去記事)
レコーディングスタジオ定番マイク Neumann U 87Ai ができるまで

[関連サイト]
 AEA (Audio Engineering Associates)
 TACSYSTEM - AEA 製品情報


楽天で AEA のビッグリボンマイクを探す
サウンドハウスで AEA のビッグリボンマイクを探す

iPhoneを振って演奏しながら音を重ねていく新感覚の音楽作成アプリ Cue (Shake Music Sequencer)

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iPhone を振って演奏しながらオーバーダブで曲が作成できる新感覚・新発想の音楽作成・演奏アプリ Cue - Shake Music Sequencer を紹介。

iOS 7 以降の iPhone/iPod touch/iPad に対応。(iPad は互換表示)
App Store 価格は100円。



使い方

基本操作説明は初回起動時もしくはヘルプの「使い方」で表示されます。


 まず再生ボタンを押してから、好きなテンポで iPhone を下に4回振ると、指定したテンポでドラムが再生されます。



 ドラムパート1つと楽器パート3つで構成されていて、各パートは個別にいくつか音色が選択できるようになっています。

 4つの楽器ボタンから好きなボタンを押して、画面中央の (+) ボタンを押しながら上下左右に振ってどんどんフレーズを追加していきます。

 バックトラックに合わせて演奏するだけなら (+) ボタン押さずにそのまま振れば OK です。

音階の振り分け

ドラムパートと各楽器の音階は下の図のように上下左右の方向にそれぞれ割り当てられているので、意図したように正確に演奏したい場合は振り分けパターンを覚える必要があります。



 思い通りに演奏するのは多少の練習を必要としますが、適当なリズムで適当な方向に振って偶然出来上がったフレーズをどんどん重ねて "たまたま出来たイイ感じのフレーズ" が手軽に作成できるのも Cue の面白さのひとつです。

共有機能



 出来上がったトラックは共有機能を使えば、すぐに他のユーザーに公開されロード可能になります。

 ロードリストの項目の右側にある数字は、共有保存したユーザーと自分との距離を表します。(ちなみに一番上の test はこの記事を書く前に自分で保存したものです)

公式デモ


[ここに YouTube プレイヤーが表示されます]
http://www.youtube.com/watch?v=2SCs2YE-dkg


ちょっとした空き時間でも気軽に楽しめるのがいいですね。

個人的な要望としては、クラブサウンドや民族音楽のような特定のジャンルの音色セットが選択できたり、音階指定でスケールや民族音階が選択できたらいいなと思いました。

[関連サイト]
 +Cue - Shake Music Sequencer


iTunes App Store からダウンロード +Cue - Shake Music Sequencer
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2014/08/08 (Ver.1.0.2)
価格: 100円


ボタンを押して演奏もできる!全幅9フィートの特大 TR-909

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MATRIXSYNTH で紹介されていた、RAY が製作中の 9ft-909 と名づけられた全幅9フィート(約2.7m)の特大 Roland TR-909。



でかいボタンを叩くとちゃんと音が鳴って演奏できます。
tumblr で製作中の様子や、Vimeo でサウンドチェックの動画が公開されています。



 内部は Roland の機材で構成されていて、ボタンの下に11台設置されたドラムパッド V-PAD PD-8 からドラム音源 V-DRUMS TD-12 に接続され、TD-12 は Roland の最新ドラムマシン TR-8 につながっています。(※TD-12 の販売は終了しています)




RAY の tumblr では他にも製作途中の写真がいろいろ公開されています。

[ここに Vimeo プレイヤーが表示されます]
http://vimeo.com/103121400


完成品は今年の8/29~8/31 にアイルランドのストラッドバリーにある Electric Picnic で開催される MUSIC & ARTS FESTIVAL で、彼らのエントリー Electric Van Jam の出し物として公開されるようです。

[追記]
8/14~8/17 開催の Green Man Festival、9/4~9/7 開催の Bestival でも公開されるようです。

[関連サイト]
 Ray (tumblr)
 MATRIXSYNTH
 Roland
 Electric Picnic


Roland TR-8

Roland TR-8

  • 出版社/メーカー: Roland
  • メディア: エレクトロニクス
Roland V-Pad PD-8

Roland V-Pad PD-8

  • 出版社/メーカー: Roland
  • メディア: エレクトロニクス
Roland ドラムサウンドモジュール TD-11

Roland ドラムサウンドモジュール TD-11

  • 出版社メーカー: Roland
  • メディアエレクトロニクス

手作りの木製ホーンを採用した電源不要のiPhone用パッシブスピーカー CHINON CH-PS840

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CHINON から手作りの木製ホーンを採用したパッシブスピーカー CH-PS840 がリリースされていました。
直販価格は29,160円(税込)。iPhone 4、4s、5、5s、5c に対応。


 iPhone の内蔵スピーカーから出る音を電気的アンプではなく、ホーンの構造自体で増幅するアコースティックアンプ方式のパッシブスピーカーで、厳選されたタモ材が使用され、ひとつずつ手作りで製造されています。


 iPhone を固定するトレイ部分は lightning 端子用と旧30pin用の両方のトレイが付属します。

 USB 端子を備えているので iPhone をセットしたまま充電が可能です。USB 端子はあくまで iPhone との充電接続用でスピーカー本体の出力増幅には利用されません。


  • 対応機種: iPhone 4、4s、5、5s、5c
  • サイズ: 200mm(W) × 170mm(H) × 200mm(D)、重量:400g
» パッケージ内容(付属品)
  • CH-PS840 本体 (1台)
  • USB ケーブル1.5m (1本)
  • iPhone 5 用接続トレイ (標準装備)
  • iPhone 4 用交換接続トレイ
  • ディスプレイケース
  • 取扱説明書

[ここに YouTube プレイヤーが表示されます]
http://www.youtube.com/watch?v=Ka-RjcQOAIc


木を手作りで加工してこの形にするのに職人的技術とかなりの時間と手間がかかってそうなのを思うと、3万円弱の値付けも妥当?

買うかどうかは別にして、どんな音なのか実際に聴いてみたいですね。

仮に今購入したとして、その後 iPhone 6 が出たときにフィットするトレイ部分だけを追加購入できるようになるとよいのですが…

[関連サイト]
 CHINON


CHINON CH-PS840 iPhone対応木製パッシブスピーカー

CHINON CH-PS840 iPhone対応木製パッシブスピーカー

  • 出版社/メーカー: 株式会社チノン
  • メディア:

SampleTank 3 の無償版 SampleTank 3 FREE がダウンロード配布開始

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IK Multimedia が約11年ぶりにメジャーバージョンアップしてリリースした SampleTank 3 の無償版 SampleTank 3 FREE をリリースしていました。
ダウンロードするには事前のユーザーアカウント登録が必要です。



 Windows 版は Windows 7 (64bit) 以降で、単独実行できるスタンドアローン形式と VST2/VST3/AAX プラグイン、Mac 版は OS X 10.7 (Lion) 以降で、スタンドアローンと AU/VST2/VST3/AAX プラグインに対応しています。

 本バージョンから 64bit 専用プラグインになったため、プラグインとして利用するにはホスト DAW も 64bit に対応している必要があるので注意が必要です。

有料製品版との違い

 製品版の SampleTank 3 には、21のカテゴリーに分類された4,000以上のインストルメント (約33GB)が付属していますが、SampleTank 3 FREE のほうは初期状態では Grand Piano 1 SE だけが利用可能になっていて、毎週1つずつインストルメントが追加され、最大22種類まで追加できるようになっています。


PLAY mode

 インストルメントが少ない点と旧バージョンのライブラリがインポートできない点以外は、3種類のサンプルエンジン、55種類のエフェクト、16ch ミキサーなど製品版 SampleTank 3 と同スペックとなっています。


MIX mode


EDIT mode

 その他の詳しいスペックや使用感について知りたい方は、製品版 SampleTank 3 の製品ページ、もしくは藤本健さんのブログ 藤本健の“DTMステーション” の使用レポート記事「11年ぶりのバージョンUP、SampleTank3を使ってみた」を参照することをおススメします。

製品ページからダウンロードする場合



 SampleTank 3 FREE の製品ページ左上にダウンロードボタンがあります。
 (注: SampleTank 3 の製品ページほうではありません)

 ユーザーアカウントを持っていない人は、ダウンロードする前に User Area でアカウントを登録する必要があります。

 すでにアカウントを持っている人はログインしてから、ダウンロードボタンを押してください。



 Windows 版は ZIP ファイルで約400MB、 Mac 版は DMG ファイルで約520MB あります。

User Area からダウンロードする場合



 アカウントを持っていてログイン済みの人は、User Area の「My Products (登録製品)」からもダウンロードできます。



インストール

Windows 版は展開した ZIP ファイル、Mac 版はマウントした DMG の中にそれぞれ入っているインストーラーを実行します。



 ウィザード形式になっているので必要なプラグインの項目にチェックを付けて進めていけば特に難しいところはないと思います。(なので画面説明は省略)



 オーサライズに必要なシリアルコードは User Area の「My Products (登録製品)」にある「Serials/Authorizations」の項目をクリックすると表示されます。

 シリアルコードはここでクリップボードにコピーしておくと、Authorization Manager にペーストできるので手で打ち込む手間が省けます。

オーサライズ

Authorization Manager を起動してオーサライズを行います。
Windows の場合はプログラムメニューの IK Multimedia の中、OS X の場合はアプリケーションフォルダの中にあります。


(1) 「NEXT」を押して次へ。
(2) 既にアカウント登録済みなので「REGISTED USER」を押して次へ。


(3) アカウントのユーザー ID とパスワードを入力して次へ。
(4) 先ほどコピーしておいたシリアルコードを「PASTE」を押して貼り付ける。
  クリップボードにない場合は自分で打ち込んで「NEXT」を押してください。


(5) 正常に認証されると「OK」が表示されるので「NEXT」を押して次へ。
(6) オーサライズ完了。
既にインストール済みなので「DOWNLOAD」は押す必要はありません。

サウンドライブラリーの格納場所

来週以降に追加されていく残り21種類のインストルメントのサウンドライブラリーは User Area で順次配布されると思われます。



 追加方法がインストーラー形式ではなくサウンドデータだけだった場合は、ユーザーが自分で User Area からダウンロードして、サウンドライブラリーのフォルダーに手動でコピーする必要があるかもしれません。

 サウンドライブラリーのフォルダーの場所は、SampleTank 3 の画面右上にあるギアのアイコンで表示れる SETTING ダイアログの PREFERENCES タブにある DISK PATH で確認できます。



 また、SampleTank 3 FREE では画面左側のライブラリーブラウザ左下にあるファイル操作メニューでインポート関連の項目はグレー表示で使えなくなっています。

公式デモ




順次追加される予定の残り21種類のインストルメントは、製品版の21のカテゴリーから代表的なものが1つずつ選ばれるのではないかと思われます。

本バージョンから64bit専用になって、OS とホスト DAW が64bit対応でないと動かないので注意してください。

[関連サイト]
 IK Multimedia
 藤本健の“DTMステーション”


SampleTank 3

SampleTank 3

  • 出版社/メーカー: IK Multimedia
  • メディア: エレクトロニクス
IK Multimedia iRig KEYS PRO (標準鍵盤サイズ)

IK Multimedia iRig KEYS PRO (標準鍵盤サイズ)

  • 出版社/メーカー: IK Multimedia
  • メディア: エレクトロニクス

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