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縦横サイズ4.5cm、手のひらサイズの超コンパクトなシンセ音源 Ploytec πλ² (ピーエルスクエアド)

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ドイツの Ploytec がリリースした超コンパクトなシンセサイザー音源モジュール πλ² (ピーエルスクエアド) を紹介。

日本ではディリゲントが正規代理店で2013年11月下旬に発売開始予定。
オープン価格で市場予想価格は12,000円前後。

» ディリゲント - Ploytec πλ² (ピーエルスクエアド) 製品ページ

© Ploytec

 ノブやスライダー、ボタンを一切持たない音源で、全てのパラメーターの操作は MIDI ケーブルで接続されたコントローラー側から MIDI メッセージを送ることによって行います。

 本体は MIDI ケーブルから供給される電力で動作し、MIDI ケーブルから電源が供給できない場合は USB 端子に別売りのアダプタを接続して動作させることができます。

 本体のシステムアップデートも MIDI 経由で Sys-Ex メッセージを送ることで対応するそうです。


© Ploytec

主なスペック

  • 2ボイスポリフォニー
  • プリセット 32音色、ユーザーメモリ 32音色
  • MIDI メッセージでパラメータをコントール可能
    MIDI コントロールホストの動作確認リストはこちら
  • Square Wave Synthesis
  • 2 オシレーター、4 波形
  • デジタルフィルター: LPF、BPF、HPF
  • アナログフィルター: LPF
  • Pulse Width Modulation
  • MIDI クロックで同期される LFO
  • MIDI 入力端子 × 1
  • モノラルオーディオ RCA ピン出力 × 1
  • Micro-B USB 端子 × 1
  • サイズ/重量: 45mm x 45mm x 27mm、30g
  • Windows 版専用エディタソフトを用意(OS X 版は近日リリース)

デモ動画



今年4月の Musikmesse で一部話題になってて多少気にはなっていたんですが、ディリゲントから正規販売されるとは思ってませんでした。

使い方次第ではこのサイズを生かして何か面白いことができそうですね。

[関連サイト]
 Ploytec
 Dirigent

屋久島の苔むす森に降る雨音 Moss Forest in the Rain (白谷雲水峡/屋久島)

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YouTube の JAL チャンネル JAL on YouTube で公開されている屋久島の森に降る雨の音と美しい景色を収録した Moss Forest in the Rain (白谷雲水峡/屋久島)を紹介。



 » JAL 旅プラスなび - 屋久島ワイルドトリップ!憧れの世界遺産を歩く!



 1993年に世界自然遺産に登録され、標高1,000mを超える山々が立ち並ぶことから「洋上のアルプス」とも呼ばれています。



 屋久島は「月に35日雨が降る島」と言われるほど雨の降る日が多く、その長い雨が屋久島の自然を育んでいます。

自然が奏でる協奏曲をお楽しみください↓

[ここに YouTube プレイヤーが表示されます]
http://www.youtube.com/watch?v=vdklGus3wRk


屋久島というと、大木の屋久杉とか苔のむす深緑の森のイメージが強い人が多かと思いますが、海岸には海水浴ができるビーチや、天然の海中温泉の露店風呂が楽しめる場所もあるそうです

ここ数年、南方の離島旅行にハマっていて、屋久島も行ってみたい島のひとつ。
(年末は今年3度目の久米島に行ってきます)

[関連サイト]
 JAL 旅プラスなび
 JAL on YouTube


屋久島(DVD付)

屋久島(DVD付)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: デラ
  • 発売日: 2007/09/10
  • メディア: CD
自然音シリーズ 生命の島、屋久島

自然音シリーズ 生命の島、屋久島

  • アーティスト: 中田悟
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2008/03/26
  • メディア: CD
屋久島~ネイチャー・サウンド・ギャラリー

屋久島~ネイチャー・サウンド・ギャラリー

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: デラ
  • 発売日: 2003/07/25
  • メディア: CD

ビンテージ・ドラムマシンマニア必見のハードカバーブック Beat Box - A Drum Machine Obsession

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手の込んだ Hip Hop クラシックスの復刻盤が好評な Get On Down レーベルのプロデューサー Joe Mansfield が自身のコレクションの中から厳選した75台のビンテージドラムマシンを解説するハードカバーブック Beat Box - A Drum Machine Obsession を紹介。



 公式オンラインストアの販売価格は49.95ドルで、すでに日本でも Amazon (5,783円)などいくつかのオンラインストアで予約注文が可能になっています。



 70年代~80年代を中心に様々なメーカーからリリースされた数多くのリズムボックスやドラムマシンのなかで、Joe Mansfield が所有するコレクションから選ばれた75台を200ページにわたりフォトグラファーの Gary Land が撮影した写真を交えて解説するドラムマシンの歴史本ともいえる内容になっています。






 サンプルサウンドなどを収録した7インチアナログ盤とカセットテープがセットになったボックス仕様の Deluxe Edition も2013年11月29日リリースが予定されています。(価格不明)




 動画の1つめは、今年夏に先にリリースされた Roland TR-909 をクローズアップしたアナログ盤付ハードカバーブックのものです。



これはちょっと見てみたいかも。

今までビンテージシンセの本はいくつか出ていたけど、ドラムマシンだけに絞ったものはこれが初めて?


[関連サイト]
 Get On Down
 Gary Land


Beat Box: A Drum Machine Obsession

Beat Box: A Drum Machine Obsession

  • 作者: Joe Mansfield
  • 出版社/メーカー: Gingko Press
  • 発売日: 2013/11/30
  • メディア: ハードカバー

NBAの選手がシュートでジングルベルを演奏 Jingle Hoops

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NBA プレイヤーがシュートで演奏するジングルベル。



5か所のゴールのネットには音程が調整された鈴が取り付けられています。



タイミングをあわせて次々とシュートしていきます。
5人が着用しているのはクリスマスゲーム限定の袖付ユニフォーム。

[ここに YouTube プレイヤーが表示されます]
http://www.youtube.com/watch?v=EYEHUOpwNvE


お見事。

[関連サイト]
 NBA

WinAmpが2013年12月20日にサイト閉鎖でダウンロード配布終了、16年の歴史に幕を下ろす

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既にこのニュースを報じている EngadgetTechCrunch と同じ AOL 傘下の Nullsoft は2013年12月20日をもって音楽メディアプレイヤー WinAmp の Web サイト閉鎖することを発表しました。
最新バージョンは今朝リリースされた Ver. 5.66。



 現在 ダウンロードページ の冒頭には、関連サービスの停止とダウンロード配布の終了の告知と、15年以上にわたるサポートを続けたコミュニティに向けて謝辞のメッセージが表示されています。


なじみ深い Ver.2 クラシックスキン (Ver. 5.66 Lite)

 1997年に有料の MP3 形式対応メディアプレイヤーとして登場し、イコライザーとプレイリスト機能、プラグイン形式の拡張機能、デザインスキン変更機能、同社開発のオーディオストリーミングフォーマット SHOUTcast に対応したネットラジオなど当時としては先進的な機能をいくつも搭載し注目を集めました。

 1998年には Ver.2 がリリースされ、1999年に AOL に買収され無料になったころから爆発的人気となり、Windows の MP3 プレイヤーとして定番の地位を確立しました。
 ちょうどこのころ Windows 98 がプリインストールされた PC が世間に普及し始め、インターネットがより身近になったことも大きな要因かもしれません。

 ところが、2002年に動画再生に対応してユーザーインターフェイスが一新された Ver.3 がリリースされたころから雲行きが怪しくなっていきます。

 機能追加の影響で動作が以前より重くなったこと、シンプルで使い勝手の良かったユーザーインターフェイスが変更されてしまったこと、他社から似たような機能をもった MP3 プレイヤーが数多く登場して乱立状態になってしまったことなどいくつかの要因が挙げられますが、おそらく一番大きな影響を与えたのは2001年後半から登場した iPod と iTunes ではないかと思われます。


最新バージョン Ver. 5.66

 Ver.3 で失敗した教訓をもとに2003年末には、Ver.3 と並行してリリースし続けていた Ver.2 を統合した現バージョンの原型となる Ver.5 をリリースしました。

 2007年後半には現在のライブラリメインのレイアウトを持った Ver. 5.5 がリリースされますが、それ以後メジャーバージョンアップはなくなり、マイナーアップデートの更新頻度の間が空くようになっていました。

 携帯端末用アプリとしては現在、Android 用の WinAmp、iOS 用の SHOUTcast Radio がリリースされています。




自分が使い始めたのはちょうど Ver.2 のフリー版がリリースされたころで、メインの MP3 プレイヤーとして長い間愛用していましたが、2003年に iPod を購入したのを機に iTunes に移行してから出番がなくなり使わなくなっていました。

個人的願望としては SHOUTcast のステーション一覧サイト配信ツール関連のサイトは残してほしい…

[関連サイト]
 WinAmp
 SHOUTcast
 Engadget Japanese
 TechCrunch Japan
 AOL


iTunes App Store からダウンロード AOL SHOUTcast Radio
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2013/02/28 (Ver.1.5.0)
価格: 無料


Google Play からダウンロード Nullsoft WinAmp
カテゴリー: 音楽&オーディオ
リリース: 2013/10/14 (Ver.1.4.15)
価格: 無料

ここ100年のロックのルーツと派生ジャンルを可視化したチャート 100 Years of Rock Visualized

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ここ100年のロックのルーツと派生ジャンルの移り変わりを可視化したチャート 100 Years of Rock Visualized を紹介。



各ジャンルのタグを押すと代表的な曲のサンプルが流れます。



こういうのは作者の主観によるところが大きいので細かいところで異論はあるかもしれませんが、よくこれだけ調べあげたなという感じの力作です。

これで見ると60年代中期のロック誕生から代表的なジャンルが生まれた70年代初めの黎明期と、1970年中期から1990年初期あたりの細分化された時代の間に少し開きがあるのが興味深いですね。

あと、1990年後半からが空いているのは、単に書ききれてないだけなのか、それともこれが事実なのか。
(最近のロックシーンは詳しくないんで分かりません)


ちなみに、ダンスミュージックで似たようなのはだいぶ前に紹介した Ishkur's Guide to Electronic Music があります。
こちらもいろいろ突っ込みたいところはありますが力作です。
ただ最近更新されていないようで Dubstep 系はまだありません。

[関連サイト]
 100 Years of Rock Visualized
 Ishkur's Guide to Electronic Music

サンティアゴのアウマダ通りに住むホームレスが弾く哀愁漂うピアノ曲

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チリのサンティアゴにある歩行者天国のアウマダ通りには、誰でも気軽に弾くことができるパブリックなストリートピアノが設置されています。

 » Street Pianos - Paseo Ahumada

10日ほど前に投稿された動画で、そのピアノをある男性がさらりと弾きこなす様子を収めた動画が話題になっています。



 動画には、この男性は元ミュージシャンでこの通りに住むホームレスであるという投稿者の説明が付けられています。

 演奏されている曲は、前半が Emerson, Lake & Palmer の Trilogy、後半が Matt Monro の Alguien cantó (The Music Played) だそうです。
(どっちも知らない曲なので曲自体についてのコメントは省略)



なんだか映画のワンシーンのような雰囲気です。

ちょっと出来過ぎなシチュエーションな気もしないでもないですが…
(そういう野暮なこと考えたらダメですかね)

[関連サイト]
 Street Pianos


Trilogy

Trilogy

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sony UK
  • 発売日: 2011/02/10
  • メディア: CD
Alguien Canto (The Music Played)

Alguien Canto (The Music Played)

  • 出版社/メーカー: Parlophone UK
  • 発売日: 2007/02/05
  • メディア: MP3 ダウンロード

KORG が初のデジタル・トイピアノ tinyPIANO を2013年12月上旬に発売予定

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KORG が初のデジタル・トイピアノ tinyPIANO を発表していました。
2013年12月7日に発売予定、市場予想価格は14,700円前後。


© KORG

 ボディは木製で、ブラック、レッド、ピンク、ホワイトの4色が選べます。

 鍵盤はベロシティ対応のナチュラルタッチのミニ鍵盤(25鍵)タイプで、音源はKORG 自慢のデジタル音源から厳選されたトイピアノやグランドピアノ、オルゴールなど全25音色を搭載 。

 1W のアンプスピーカーを内蔵しているほか、ヘッドフォン端子(ライン出力兼用)も装備。駆動は単三電池6本(アルカリまたはニッケル水素タイプ)、または別売りの AC アダプターに対応。


ブラック (BK)、レッド (RD) © KORG


ピンク (PK)、ホワイト (WH) © KORG

主な仕様

  • カラー: ブラック (BK)、レッド (RD)、ピンク (PK)、ホワイト (WH)
  • 鍵盤 25鍵 (ナチュラルタッチ・ミニキーボード、ベロシティ対応)
  • 音色 25音色
    (トイピアノ、ピアノ×3、エレピ×2、オルガン×3、オルゴール×2、ベル×3、その他11音色)
  • デモソング 全50曲 (トイピアノ×4曲、オルゴール×21曲、ピアノ×20曲、その他×5曲)
  • キートランスポーズ機能、オクターブシフト機能
  • ヘッドホン端子 (モノラル出力、ミニタイプ、オーディオ出力端子兼用)
  • アンプ出力 1W、スピーカー 8 cm ×1個
  • 電源: 単3乾電池×6本 (アルカリ、ニッケル水素)、DC9V (AC アダプター)
  • 電池寿命: 約15時間 (単3アルカリ乾電池使用時)
  • サイズ: 383(W) × 258(D) × 282(H) mm 、重量: 4.7 kg (電池含む)
  • オプション: AC アダプター KA350

公式デモ


[ここに YouTube プレイヤーが表示されます]
http://www.youtube.com/watch?v=Qa32RBpXuUg




これは子供だけじゃなくて大人でも欲しくなる人いるのでは?
12月上旬発売予定なのでクリスマスプレゼントにも間に合いそうですね。


[関連サイト]
 KORG


KORG コルグ ミニ25鍵盤搭載 ミニチュア・ピアノ tinyPIANO-BK タイニー・ピアノ・ブラック

KORG ミニ25鍵盤搭載 ミニチュア・ピアノ tinyPIANO-BK

  • 出版社/メーカー: KORG
  • メディア: エレクトロニクス

楽天で KORG tinyPIANO を探す

フォルクスワーゲンとUnderworldがコラボ、ドライブで演奏する音楽アプリで制作された Play the Road

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Volkswagen の英国法人 Volkswagen UKUnderworld と協力して開発した音楽アプリを使用して制作された動画 GTI + Underworld - Play the Road が公開されています。





VW が用意したのは7代目ゴルフシリーズのハイパフォーマンスグレード GTI
日本でも今年10月から販売が開始されています。





 使用された iPhone アプリはこのプロジェクトのために特別に開発されたもので、一般リリースはされていません。



 Underworld の Rick Smith と Karl Hyde は作曲の前にまず GTI の実車の挙動がどのようなものか体験すると同時に様々なデータの収集を行いました。

 「単なるデータ収集の結果だけではこの試みは失敗に終わったと思う。実際に体験することで音楽と同じようにエモーションを刺激する必要があった。」とリックはコメントしています。



 リアルタイムに音楽を生成、制御するため処理部分はオープンソースのビジュアルプログラミング言語 Pure Data (PD) が採用されています。

 ハードから取得されるパラメーターとして、ゴルフのオンボードコンピュータ (ECU) から速度と回転数のデータ、iPhone 本体から加速度、ジャイロスコープ、GPS などの位置データが取得され利用されます。



 音響専門家の Nick Ryan の協力のもと、Underworld の二人は収集したデータを元に作曲作業に入ります。

 1つ目の動画が出来上がった PV、2つ目はメイキングダイジェスト、3つ目はテストコースを走行したときのパラメーターの推移とアプリの動作を記録した18分弱のテスト記録映像、4つ目は開発初期のデータキャプチャーの記録映像となっています。



どんな感じなのか実際に体験してみたい。
これ公道でやったら人によってはちょっと危ないことになるかもしれないけどw

英国ではクローズドコースを使った体験イベントが開催中のようなので、そのうち新しい動画が公開されるかもしれません。


VW というと前に POLO (6N 2000) に3年ほど乗ってたことがあります。
ちなみに今乗ってるのは来年3月の車検で11年目に突入するプジョー 206SW です。


[関連サイト]
 GTI + Underworld - Play the Road
 Volkswagen UK
 Underworld
 Volkswagen
 Pure Data (PD)

ルーマニア発、ハウジングにブナ材を使用したイヤフォン Meze 11 Deco

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DMR がルーマニアの Meze Headphones のイヤフォン Meze 11 Deco の正規取り扱いを開始していました。
DMR オンラインストアの販売価格は 10,800円(税込)。



 デザイナーの登竜門 Industrial Designers Society of America 主催のデザインアワードでの受賞経験を持つ Antonio Meze 氏が立ち上げたオーディオブランドで、DECO シリーズは装飾美術 Art Deco の概念をデザインのコンセプトとしたシンプルで気品のある外観が印象的なモデルです。

 ハウジングにはデザインの特徴でもある明るく優しい手触りのブナ材 (Beech )が使用され、ドライバーには音質とコストパフォーマンスの高さで好評の 11 Classics イヤフォンで用いられた技術が踏襲されています。



 iPhone、Android、iPod、PSP などモバイルデバイスにも対応していて、マイクと再生コントロール機能を搭載したケーブルになっています。

  • ドライバー: 8mm ネオジム
  • 周波数特性: 17Hz ~ 25kHz
  • 感度: 101±2dB @ 1kHz1mW
  • インピーダンス: 14Ω
  • 定格入力電力: 3mW
  • 3.5mm ステレオミニプラグ (金メッキ)
  • 付属品: イヤフォン本体×1個、ケース×1個、イヤーチップ S/M/L 各1個


写真の撮り方にもよるんでしょうけど、気品のあるデザインですね。
ルーマニアにヘッドフォンメーカーがあるのを初めて知りました。

DMR は Meze Headphones の正規国内代理店で、今回紹介した 11 Deco 以外の製品も取り扱っているので気になる方はぜひチェックしてみてください。

[関連サイト]
 Meze Headphones
 DMR



Meze 11 Deco DMR オンラインストア
Meze Headphones - Meze 11 Deco イヤフォン


Bluetooth対応でコンパクトな薄型ポータブルスピーカー Soundmatters foxL Dash 7

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DMRSoundmatters の Bluetooth 対応のコンパクトな薄型ポータブルスピーカー foxL Dash 7 の正規取り扱いを開始していました。
DMR オンラインストアの販売価格は 22,880円(税込)。



 Soundmatters 独自開発の 12mm 厚の Twoofer ドライバー2基、12時間連続再生可能なリチウムイオンバッテリーとベースドライバーを一体化させたパテント技術 Bass-Battery が採用されています。

 Bluetooth A2DP プロファイル に対応し、9m まで受信できる強力なアンテナを内蔵。ペアリングは一度行えば2回目からは自動で接続されます。

 3.5mm ステレオミニジャックの外部オーディオ入力端子と、サブウーハー出力用のステレオミニジャック端子も装備しています。


  • ブラック、シルバー、ホワイト、レッドの全4色
  • Bluetooth A2DP プロファイ対応
  • バッテリー: 約12時間 (Bluetooth オフ、距離0.5m 76dBで計測)
  • オーディオ入力(ステレオミニジャック)
  • サブウーハー用出力端子 (ステレオミニジャック)
  • 出力: 4W × 2 (THD 0.1%以下、5V AC 電源使用)、97dB (距離0.5m)
  • 出力: 2W × 2 (THD 0.1%以下、3.6V USB 電源使用)、94dB (距離0.5m)
  • 周波数特性: 80Hz ~ 20kHz (±3dB、距離0.5m)
  • AC アダプター: 100~240V、5V 2A 最大15W
  • サイズ: 8mm × 53mm × 190mm、201g
  • 付属品: 本体×1個、説明書、スタンド×1個、USB ケーブル×1個(A端子~micro USB)、本体充電用 USB ケーブル×1個、ストレオミニプラグケーブル×1個、ユニバーサル仕様のコンセントプラグ4種類×各1個

[ここに YouTube プレイヤーが表示されます]
http://www.youtube.com/watch?v=1n9FxvubmXQ
http://www.youtube.com/watch?v=DCq8LJifr-g


これくらいのサイズならバッグの空いたスペースにも収まりそう?

DMR 渋谷店では実機の試聴もできるそうです。

[関連サイト]
 Soundmatters
 DMR


foxL Dash7 DMR オンラインストア
Soundmatters - foxL Dash 7 ポータブルスピーカー

同じドラムセットをいろんな場所で演奏して残響音の違いを利用して作られた動画 The Wikidrummer

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フランスのドラマー&ドラム情報専門サイト Wikidrummers が制作した動画。

 » The Wikidrummer… Wikidrummers

動画の撮影・編集は Audio Zero (Vincent Rouffiac)、ドラム演奏は Julien Audigier が担当。使用されているドラムは Natal (ナタール)。



 同じドラムセットをいろんな場所で演奏して、エフェクターを使わずにその場所固有の残響音(自然のリバーブ)だけを含んだサウンドをつなぎ合わせて作られています。






 それぞれの場所がもつ固有の残響音の違いでドラムサウンドがどのように変化するのかがアーティスティックにミックスされています。

[ここに YouTube プレイヤーが表示されます]
http://www.youtube.com/watch?v=mY-f68J5PPo


グルーヴィーな Audigier 氏のドラミングがより際立つ感じでかっこいい。
ブツ切りじゃなくてつなぎ合わせる前のそれぞれの場所ごとの演奏も見てみたい。

[関連サイト]
 Wikidrummers
 Audio Zero
 Julien Audigier
 Natal Drums

iPhoneを振ってMobile SafariからJavaScriptで加速度を検知してスレイベルを鳴らしてみる

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時期ネタを何かやってみようということで、iPhone を振って鳴らせるスレイベル (Sleigh Bells) のプチ Web アプリ的なページを作ってみました。
iOS 6 以降搭載の iPhone/iPod touch の Mobile Safari で動きます。


スレイベル (Sleigh Bells) とは?

スレイベルは木製の棒に鈴がたくさんついたパーカッションの一種です。
(輪っかに鈴がついた小型のタイプもあります)
名前や形は知らなくても、クリスマスの鈴の音といえば分かる人も多いのでは?



Sleigh Bells for iPhone の使い方


     
←左の QR コードをタップするか、iPhone のカメラで QR コードを読み取って Sleigh Bells のページにジャンプしてください。


使い方はいたってシンプルです。
  • まず「Sound Preview」ボタンで鈴の音量を確認・調整してください。
  • 次に iPhone を握って手首のスナップをきかせて振ってみてください。
  • 反応が悪い場合は、振る速度を速くするか、感度を低くしてみてください。

  振るときに iPhone がすっぽ抜けないように十分注意してください。
  (万が一 iPhone を落として壊してもこちらは責任は負いません)

プログラムコードについて

短時間で作ったサンプルレベルの大雑把なプログラムではありますがついでに少しだけ説明しておきます。
プログラムに興味がない人はここから先はスルーしてください。

 UI 部分はお手軽な jQuery + jQuery UI の組み合わせで、ただしスライダーの動作は標準の jQuery UI ではタッチドラッグができないので、jquery-ui-touch-punch を利用しました。

↓JavaScript の部分だけ抜粋
var context;
var buffer = null;
var threshold = 0;
var easing = false;

try{
  context = new webkitAudioContext();
  var request = new XMLHttpRequest();
  request.open("GET", "sleigh-bells.mp3", true);
  request.responseType = "arraybuffer";
  request.onload = function() {
    context.decodeAudioData(request.response, function(data){
      buffer = data;
    });
  }
  request.send();
}catch (e){
  alert("iOS 6 以降の mobile Safari で試してください");
}

function playSound(){
  var bufSrc = context.createBufferSource();
  bufSrc.buffer = buffer;
  bufSrc.connect(context.destination);
  bufSrc.noteOn(0);

  if(!easing){
    easing = true;
    $("body").effect("highlight",{color:'#FFF',easing:'easeInOutQuad'}, 700, function(){
      easing = false;
    });
  }
}

function setThreshold(value){
  threshold = value;
  $("#threshold-value").text("Sensitivity: " + threshold);
}

$(function(){
  setThreshold(1500);

  window.addEventListener("devicemotion", function(e){
    if(Math.floor(e.acceleration.x * 100) > threshold){
      playSound();
    }
  });

  $("#preview").button().click(function(){
    playSound();
  });

  $("#threshold-slider").slider({
    min: 0,
    max: 3000,
    value: threshold,
    change: function(event, ui){
      setThreshold(ui.value);
    }
  }).draggable();
});

» 加速度センサーのイベント devicemotion
 iOS はバージョン 4.2 から加速度センサーの値を読み出すことができる devicemotion イベントが追加されていて、Safari の JavaScript からイベントハンドラを指定してリアルタイムに現在値を取得することができます。

 » Safari Developer Library - DeviceMotionEvent Class Reference

function deviceMotion(e){
// e.acceleration.x
// e.acceleration.y
// e.acceleration.z
// e.accelerationIncludingGravity.x
// e.accelerationIncludingGravity.y
// e.accelerationIncludingGravity.z
// e.rotationRate.alpha
// e.rotationRate.beta
// e.rotationRate.gamma
}

window.addEventListener("devicemotion", deviceMotion);

 Sleigh Bells では X 方向の加速度変化 (e.acceleration.x) だけを利用しています。X 方向は iPhone 本体正面から見て左右に動かしたときの移動で、今回の場合は握ったときに本体側面が対面になるので前後に振る動作で X 軸が変化します。

 指定した加速度に達したときにスレイベルの音を鳴らす関数 playSound() を呼び出します。スレイベルを振る演奏操作的には手前に強く押し出したときだけ鳴って、引きの操作のときはならないほうがいいので、プラス方向の加速のときだけ反応するようにしてあります。

» Mobile Safari の Web Audio API
 サウンドの再生は Mobile Safari で利用できる WebKit の Web Audio API を使っています。
 最初は HTML5 Audio オブジェクトを使おうと思っていたのですが、Mobile Safari は play() を呼び出すたびに音声ファイルを毎回律儀にサーバーからロードしてしまい、再生が開始されるのが遅すぎて当初想定したレスポンスが得られませんでした。

 なにか別の方法はないものかと調べたてみら、iOS 6 から Mobile Safari が Web Audio API に対応していることが分かって、試しにやってみたらうまいこと動いてくれました。

 Safari Developer Library - Playing Sounds with the Web Audio API

 鈴の音の mp3 ファイルを Ajax 経由でバッファに読み込んで、指定のタイミングで noteOn() するだけのシンプルな作りです。

try{
  context = new webkitAudioContext();
  var request = new XMLHttpRequest();
  request.open("GET", "sleigh-bells.mp3", true);
  request.responseType = "arraybuffer";
  request.onload = function() {
    context.decodeAudioData(request.response, function(data){
      buffer = data;
    });
  }
  request.send();
}catch (e){
}

function playSound(){
  var bufSrc = context.createBufferSource();
  bufSrc.buffer = buffer;
  bufSrc.connect(context.destination);
  bufSrc.noteOn(0);
}

 ただ、ページがロードされた直後は devicemotion 内で呼び出している再生が動かないというよく分からない現象がでてます。(まだ原因は分かっていません)
 ボタンで手動で1回再生した後だと反応してくれるので、とりあえず音量確認用ということにしてボタンを設けました。

一応自分の iPhone 5s (iOS 7.0.4) では動いてます。
他のパターンではテストしてないので、もしかしたらちゃんと動かないこともあるかもしれません。

あと、試すときはくれぐれも iPhone を落とさないように注意してくださいね。


[追記] 2013/12/19
コメント欄の aike さんから教えて頂いた情報によると、デベロッパーライブラリのドキュメントに以下の注意書きがありました。

Note: On iOS, the Web Audio API requires sounds to be triggered from an explicit user action, such as a tap. Calling noteOn() from an onload event will not play sound.

iOS の Web Audio API のサウンドは画面タップなどのようなユーザーアクションのトリガーによる再生が必要で、ページロード後に noteOn() を直接呼び出しても反応しないのは仕様なのだそうです。
deviceMotion イベント内で noteOn() を呼ぶのもこれに該当します。

[関連サイト]
 jQuery
 jQuery UI
 jquery-ui-touch-punch
 Web Audio API
 Safari Developer Library


ブラウザで10種類の環境音をミックスして再生できる Soundrown

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10種類の環境音をミックスして再生できる Web サイト Soundrown を紹介。



10種類の環境音が選べます。
  • Coffee Shop
  • Rain
  • Waves
  • Fire
  • Birds
  • Night
  • Train
  • Fountain
  • White Noise
  • Playground
好みのアイコンを押すと再生が始まります。
アイコンリストの両端にある [<] [>] で5つずつ表示が切り替わります。



各サウンドは複数再生できるようになっていて、アイコンのマウスオーバーで右横に表示されるバーでボリューム調整ができます。

[関連サイト]
 Soundrown

レトロなポータブル・カセットテープレコーダー型のiPhone用スピーカー thumbsUp! iRecorder

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英国 thumbsUp! のカセットテープレコーダーの形をした iPhone 用アンプ内蔵スピーカー iRecorder を紹介。

日本では Hamee が正規代理店で、Hamme ストラップヤ では 4,980円で発売中。
iPhone 4/4s/5/5c/5s に対応。(iPod touch の対応は不明)


© thumbsUp! UK

 製品名は iRecorder ですが録音機能はなく、アンプ内蔵のステレオスピーカーになっています。
 4極のミニピンプラグを iPhone のヘッドフォン端子に接続して、本体ボタンから iPhone 側の再生、曲送り、曲戻し、ボリューム調整の操作もできます。

 電源は単三電池3本を本体にセットするか、または付属の micro USB ケーブルで PC などから供給可能です。(iPhone とはオーディオ端子接続のため iPhone 側の充電には非対応)


© thumbsUp! UK
  • オーディオ入力: 3.5mm 4極ミニピンプラグ(ステレオ)
  • ボタン: 再生、曲送り、曲戻し、ボリュームアップ、ボリュームダウン
  • サイズ: 23cm(H) × 15.3cm(W) × 5.3cm(D)
  • 重量: 約600g
  • 素材: ABS
  • 電源: 単三電池 3本、micro USB
  • 付属品: 電源用 micro USB ケーブル

[ここに YouTube プレイヤーが表示されます]
http://www.youtube.com/watch?v=yx2C6k4l75s
http://www.youtube.com/watch?v=A16k0kn-jxo


カセットテープを表示するプレイヤーアプリと併用すると雰囲気がでてよいかも。

[関連サイト]
 thumbUp! UK
 Hamee
 Hamee ストラップヤ



thumbs Up! レコーダー型 iPhone スピーカー iRecorder

thumbs Up! レコーダー型 iPhone スピーカー iRecorder

  • 出版社/メーカー: Hamee(ハミィ)株式会社
  • メディア: Wireless Phone Accessory

thumbsUp! iRecorder
Hamee ストラップヤ



iTunes App Store からダウンロード Umbrella - Delitape デラックスカセットプレイヤー
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2012/11/01 (Ver.1.2)
価格: 100円


iTunes App Store からダウンロード Majasalmi Ltd - AirCassette
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2013/10/03 (Ver.1.52)
価格: 100円



バイカル湖に張った氷をパーカッションして演奏している動画 BAIKAL ICE Live Sound

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ロシアのイルクーツクを拠点に活動するエスニックパーカッショングループ Ethnobeat が、バイカル湖に張った氷をパーカッションにして演奏しているライブセッション。



バイカル湖はロシア東南部のシベリア地方(モンゴルの北辺り)にあるアジア最大の淡水湖です。



淡水貯水量と透明度は現在世界一で、1996年には世界遺産に登録されています。

[ここに YouTube プレイヤーが表示されます]
http://www.youtube.com/watch?v=en0p1Y35p3w
http://www.youtube.com/watch?v=W-QDuXI2lcg

2つ目の動画はライブセッションのアイディアの元になった動画です。

意外にイイ音してますね。
どちらかというとコンガっぽい音?

[関連サイト]
 Ethnobeat
 BAIKALSTORY
 Siberian Times



明けましておめでとうございます。
本年も音楽方丈記をよろしくお願いいたします。


手をかざしてMIDIメッセージを操るiPhone/iPad用タッチレス・モーション・コントローラー IK Multimedia iRing

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IK Multimedia が iPhone/iPad 用のタッチレス・モーション・コントローラー iRing を発表していました。

2014年春発売予定で、現在公式ストアで19.99ユーロでプレオーダー受付中。
iOS 6 以降の iPhone 5~、iPad 3~、iPad mini~、iPod touch 4G~ に対応。



 iRing は指の間に挟むコントローラーとコントロールアプリ iRing FX/Control のセットで利用し、コントローラーのマーカーを iOS デバイスのカメラにかざして動かすことで XYZ 方向の3次元の動きを捉えて、あらかじめ設定した最大6種類の MIDI コントロールメッセージのパラメーターを変化させることができます。



 コントローラー本体は指の間に挟んで使うシンプルかつコンパクトなもので、裏表には認識用マーカーの●がプリントされています。
 カラーは3種類でパッケージには同じカラーのものが2つ入っています。


 iRing FX/Control アプリはバックグラウンドで動作させることで、アクティブな Core MIDI 対応の他の音楽アプリに MIDI メッセージを送信可能にします。

 またアプリ間のオーディオストリーミングテクノロジー AudioBus や Inter-App Audio にも対応しているので、他アプリのオーディオ出力を iRing FX/Control 内蔵の16種類のエフェクト(フィルター、ディレイ、リバーブ、コンプレッサー、その他 DJ 用のダイナミックなものなど)へ入力してコントロールが可能です。


 他にも、同社の GrooveMaker シリーズに似た機能とインターフェイスを持ち、ループを組み合わせて手軽に曲が作成できる音楽アプリ iRing Music Maker もリリースが予定されています。

 iRing FX/Control、iRing Music Maker は App Store から無料でダウンロード提供されます。

 また今後、GrooveMaker 2 や AmpliTube, SampleTank なども iRing 対応のアップデートが予定されています。

 さらに、モーションコントロール機能を同社以外のアプリでも利用できるように、開発キット (SDK) と無償ライセンシングプログラムの提供も予定されています。

[ここに YouTube プレイヤーが表示されます]
http://www.youtube.com/watch?v=w4YTODlyB9g


アイディア次第で面白い使い方ができそうな気もしますが、直感的に使いこなすまでには練習が必要?

発売されたら試しに1つ買ってみます。

[関連サイト]
 IK Multimedia
 AudioBus

壺型じゃないダブルチャンバーのウドゥ LP Udu Hadgini & Udongo

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アフリカ発祥の民族楽器でハンドドラムのウドゥ (Udu) は、丸いボディ(チャンバー)の壺型のものが多く知られていますが、米国 LP (Latin Percussion) がリリースしているウドゥ (Udu) には変わった形のモデルがいくつかあります。

 ウドゥはナイジェリアのイボ族の言葉で「壺」を意味し、イボドラム (Ibo Drum) とも呼ばれています。
(←左の写真は LP Udu Drum Claytone #1)

 ちなみに米国では "Udu" は LP の登録商標で他社は Udu の単語を使うことはできないため、楽器としての通称は Ibo Drum が使われているようです。

© LP (Latin Percussion)

 LP の国内正規代理店はモリダイラ楽器 ですが、Web サイトには Udu シリーズは掲載されていません。

LP Udu Drum Hadgini (LP1400-HG)


© LP (Latin Percussion)

 Hadgini は Jamey Haddad 氏(1つめの動画の人)考案のチャンバーを2つ持ったモデルで、イスに座った状態で足に乗せて挟んで使います。

LP のオンライン直販価格は180ドル。
並行輸入モノは6万円前後(!!)で販売されているようです。

LP Udu Drum Udongo II (LP1400-UG)


© LP (Latin Percussion)

 Udongo も同氏考案のダブルチャンバーで床に置いて使うタイプで、4つ目の動画を見ると分かるように通常のウドゥ2つ分のスペースを占有するので結構大柄。

LP のオンライン直販価格は193ドル。
並行輸入モノは6万円弱(!!)で販売されているようです。

デモ演奏




LP には今回紹介した他にも変わった形のものがまだいくつかあります。

正規輸入されてないのは割れ物で輸送コストがかかるから?
(製品ページがないだけでオーダーは受け付けているのかどうかは未確認)


[関連サイト]
 LP (Latin Percussion)
 モリダイラ楽器 - LP


楽天で LP Udu Drum Hadgini を探す


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木箱の上に置いたガラスの容器がスピーカーになる Timbre Speaker

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ニュージーランド在住のインダストリアルデザイナー Casey Lin が製作した一風変わった振動スピーカー Timbre Speaker を紹介。


© designbycl

 木製のボックスの左右に振動スピーカーが内蔵されていて、その上にガラスの容器を置くことで振動を増幅して音を出す構造になっています。


© designbycl

 前面に電源スイッチ兼ボリューム調整のノブ、背面にミニジャックのライン入力の AUX 端子と電源端子が付いています。

[ここに YouTube プレイヤーが表示されます]
http://www.youtube.com/watch?v=1r_woV7-ZQ8


普通の振動スピーカーはドライバーが下向きで底面に設置したモノを振動させて音を出しますが、発想が逆で上に乗せたものを振動させるアイディアが面白いですね。

販売は大々的には行ってなく、直接問い合わせればオーダーメイドで作ってもらえるようです。

[関連サイト]
 designbycl

新生DAW、Bitwig Studioが長いベータテスト期間が終わりついに3月末にリリース決定

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ドイツのベルリンに本拠を置く Bitwig が新たに開発中だった DAW の Bitwig Studio が長いベータ期間を終えてようやくリリースされるとのアナウンスがありました。

国内正規代理店の Dirigent によると発売日は2014年3月26日、市場予想価格は41,000円とのこと。


アレンジウィンドウ(上)、プラグインウィンドウ(下)

 リアルタイムパフォーマンスを重視した DAW というと Ableton Live をあげる人が多いと思いますが、Bitwig が Live を開発していた中心メンバー4人が2009年に独立して設立された経緯もあり、コンセプトや UI デザインは似通っているところが見受けられます。

 そういう意味では第一印象でやや損をしている感もありますが、あえてこのスタイルで勝負してきたということは、Live やその他の DAW に対抗できる、あるいはそれ以上の機能と使い勝手を備えていることを自負している自信の表れなのかもしれません。


アレンジャークリップランチャー(左)、アレンジウィンドウ(右)、プラグインウィンドウ(下)

主な特徴

  • クロスプラットフォーム DAW
    • メモリ 2GB(8GB推奨)、ディスク容量 5GB、1280×768の画面解像度
    • マルチコア、マルチプロセッサーに対応
    • Windows 7 (32/64bit) 以降に対応、
    • Mac OS X 10.7 (64bit) 以降に対応
    • Linux Ubuntu 12.04 (64bit) 以降に対応
  • リニア編集とノンリニア編集を共存した直感的な操作環境
  • VST 2.4対応、32/64bit プラグインブリッジ搭載 (AU は1.0以降に対応)
  • 再生中のソングをプラグインのクラッシュから保護するプラグイン・クラッシュプロテクション機能を搭載
  • 独自開発のタイムストレッチ・テクノロジー
  • MIDI トラックとオーディオトラックが混在できるハイブリッドトラック
  • 統合されたモジュレーションシステム(パラメータをマクロによって制御可能)
  • ノートとオーディオで表現を豊かにするパーノート・マイクロピッチコントロール機能
  • ドラムマシンやサンプラーでの使用を想定したオートマチックスライス機能
  • トラックのオートメーションとクリップ内のオートメーションを記録可能
  • 高度なレイヤー編集機能、編集ワークフローを素早く行うための様々な編集ツール
  • 操作性と視認性に配慮したマクロコントロールとデバイスパネル・マッピング
  • マルチディスプレイをサポート(最大3台の表示が可能)
  • 主要の外部 MIDI コントローラを標準サポート
  • オープンコントローラ API(JavaScript API) を使用してコントローラのアサインをユーザーが作成編集可能
  • 対応オーディオファイル: WAV、AIFF、MP3、AAC、WMA、FLAC、Ogg Vorbis などに対応
  • 1000以上のプリセットサウンド、3GBのファクトリーコンテンツ、サードパーティーコンテンツが付属


ミキサークリップランチャー(上)、インストルメントクリップウィンドウ(下)

公式デモ (日本語版)




ハイブリッドトラックやプラグイン・クラッシュプロテクションなど、現時点では他の DAW にはない機能が気になりますね。

とくにプラグイン・クラッシュプロテクションはライブパフォーマンスプレイを多用する人にはありがたい機能かも。

単一グレードの全部入りで41,000円は後発としては妥当?
おそらく発売開始記念の割り引きか、他 DAW からの乗り換え割り引きのキャンペーンのようなものもあるはず。

既存の DAW 勢にどう食い込んでくるのか注目していきたいですね。

[関連サイト]
 Bitwig
 Dirigent


楽天で Bitwig Studio を探す

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