Waldorf が、ウェーブテーブルシンセ Nave の VST/AU/AAX プラグインバージョン、ドラムパーカッションシンセの Attack の iPad アプリバージョンがそれぞれリリース予定であることを発表していました。
2013年に iPad 用のアドバンスト・ウェーブテーブル・シンセとしてリリースされた Nave が VST/AU/AAX プラグイン化されて DAW でも使えるようになります。
発売予定時期は2015年の第2四半期(4~6月頃)、予定価格は149ユーロ(=約20,000円前後)となっています。
基本スペックの詳細はまだ発表されていませんが、独立した2つのアドバンスト・ウェーブテーブルに各8個の波形、LP/HP/BP と12dB/24dB切り替え可能なマルチモード・フィルター、3つのエンベロープジェネレーターと2つの LFO、10個のマトリクスモジュレーション、Chorus/Flanger/Phaser/Delay/Reverb/3band EQ/Compressor などのビルトインエフェクト、アルペジエイター、X-Y コントロールパッド、スピーチシンセ機能、3D 波形編集機能などといった iPad 版のスペックは継承されるはず。
逆にプラグインの場合はホスト DAW がある前提なので、4トラックのテープレコーダー機能は省略されるのではないかと思われます。
2001年に VST プラグインとしてリリースされ現在も Waldorf Edition としてセット発売中のドラムパーカッションシンセ Attack が iPad 用の iOS アプリに移植されリファインされます。
発売予定時期は2015年の第2四半期(4~6月頃)、予定価格は17.99ユーロ(=約2,500円前後)となっています。
ドラム、パーカッション、アナログ SE などに特化したシンセで、1つのドラムキットに最大24種類のサウンドをセットすることができ、基本波形6つとシンバル系3つの波形をもつ独立した2つのバーチャルアナログ・オシレーター、6種類のマルチモードフィルター、2つのエンベロープジェネレーター、過激なアタックサウンドを生成するクラックとドライブ、ディレイエフェクトなどを、各ドラムサウンド毎に独立して操作することができました。
80年代のアナログ・ドラムマシンのようなサウンドや、テクノ、エレクトロニカ、ゲームサウンドに適したエキセントリックなアナログサウンドを得意とするドラムシンセです。
PCM 波形は内蔵していなかったのでリアルなドラムサウンドを再現するのには向いていませんでした。
公開された iPad 版のスクリーンショットを見ると、オシレーターのシンバル波形3つがなくなり、新たに「Sample1」と書かれたボタンが追加されています。
これはおそらく内蔵波形ではなくサンプルサウンドを読み込むためのものと思われるので、プラグイン版の弱点だったリアル系のサウンドにも対応できるということなのかもしれません。
また公式サイトの概要説明によると、同社のフェイズボコーダー・テクノロジーを利用した新しいエフェクトが搭載されるとあるので、おそらくメインメニューバーの「Effect」で使用できると思われます。
この他にも、メインメニューバーには「Pattern」「Song」「Pads」「Mixer」の項目があり、iPad 単独でトラック作成ができるパターンエディタ画面とソングエディタ画面、リアルタイム演奏用のパッド画面、トータルミックスを行うミキサー画面が新たに搭載されるようです。
VST/AU プラグインセットの Waldorf Edition がリニューアルされて、Waldorf Edition となってリリースされます。
発売予定時期は2015年の第2四半期(4~6月頃)、予定価格は69ユーロ(=約9,400円前後)、旧バージョンユーザー向けのアップデート価格が10ユーロ(=約1,400円前後)となっています。
プラグイン形式は VST/AU となっていて、64bit ホスト対応など詳細は不明。
元々 PPG Wave 2.2V、Attack、D-Pole は同社の DAW 用プラグイン製品ラインの初期に単体でリリースされていたものが、いつからか単体販売がなくなって Waldrof Edition としてお得なセットなったものです。(PPG シリーズは機能強化された Wave 3.V が単体で販売中)
一見するとパネルのデザインがリファインされた以外は、大きく変わっていないように見えます。
公式サイトの概要説明によると、PPG Wave 2.2V は新たにビルトインエフェクトが追加され、Delay/EQ/Drive/Phaser/Flanger/Chorus/Reverb が使用可能になるようです。
ドラムパーカッションシンセ Attack は iPad アプリ版と同じくオシレーターが見直され、シンバル波形がなくなって「Sample」が追加されています。
他に PPG と同じくビルトインエフェクト7種類が追加されています。
フィルター D-Pole はデザインが変わっただけで、パネル上のパラメーターの数に変化はないようです。
ここにきて Attack の iPad 版が出てくるとは思いませんでした。
次はぜひとも D-Pole の iPad 版もお願いしたいところですね。
Nave のプラグイン版は望んでいた人結構いるんじゃないでしょうか。
Waldorf Edtion 2 はリリースされたらとりあえずアップデートはするつもりです。
[関連サイト]
Waldorf
Waldorf Nave
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2014/10/17 (Ver.1.6.2)
価格: 2,000円
Nave for VST/AU/AAX
2013年に iPad 用のアドバンスト・ウェーブテーブル・シンセとしてリリースされた Nave が VST/AU/AAX プラグイン化されて DAW でも使えるようになります。
発売予定時期は2015年の第2四半期(4~6月頃)、予定価格は149ユーロ(=約20,000円前後)となっています。
基本スペックの詳細はまだ発表されていませんが、独立した2つのアドバンスト・ウェーブテーブルに各8個の波形、LP/HP/BP と12dB/24dB切り替え可能なマルチモード・フィルター、3つのエンベロープジェネレーターと2つの LFO、10個のマトリクスモジュレーション、Chorus/Flanger/Phaser/Delay/Reverb/3band EQ/Compressor などのビルトインエフェクト、アルペジエイター、X-Y コントロールパッド、スピーチシンセ機能、3D 波形編集機能などといった iPad 版のスペックは継承されるはず。
逆にプラグインの場合はホスト DAW がある前提なので、4トラックのテープレコーダー機能は省略されるのではないかと思われます。
Attack for iPad
2001年に VST プラグインとしてリリースされ現在も Waldorf Edition としてセット発売中のドラムパーカッションシンセ Attack が iPad 用の iOS アプリに移植されリファインされます。
発売予定時期は2015年の第2四半期(4~6月頃)、予定価格は17.99ユーロ(=約2,500円前後)となっています。
ドラム、パーカッション、アナログ SE などに特化したシンセで、1つのドラムキットに最大24種類のサウンドをセットすることができ、基本波形6つとシンバル系3つの波形をもつ独立した2つのバーチャルアナログ・オシレーター、6種類のマルチモードフィルター、2つのエンベロープジェネレーター、過激なアタックサウンドを生成するクラックとドライブ、ディレイエフェクトなどを、各ドラムサウンド毎に独立して操作することができました。
80年代のアナログ・ドラムマシンのようなサウンドや、テクノ、エレクトロニカ、ゲームサウンドに適したエキセントリックなアナログサウンドを得意とするドラムシンセです。
PCM 波形は内蔵していなかったのでリアルなドラムサウンドを再現するのには向いていませんでした。
公開された iPad 版のスクリーンショットを見ると、オシレーターのシンバル波形3つがなくなり、新たに「Sample1」と書かれたボタンが追加されています。
これはおそらく内蔵波形ではなくサンプルサウンドを読み込むためのものと思われるので、プラグイン版の弱点だったリアル系のサウンドにも対応できるということなのかもしれません。
また公式サイトの概要説明によると、同社のフェイズボコーダー・テクノロジーを利用した新しいエフェクトが搭載されるとあるので、おそらくメインメニューバーの「Effect」で使用できると思われます。
この他にも、メインメニューバーには「Pattern」「Song」「Pads」「Mixer」の項目があり、iPad 単独でトラック作成ができるパターンエディタ画面とソングエディタ画面、リアルタイム演奏用のパッド画面、トータルミックスを行うミキサー画面が新たに搭載されるようです。
Waldorf Edition 2
VST/AU プラグインセットの Waldorf Edition がリニューアルされて、Waldorf Edition となってリリースされます。
発売予定時期は2015年の第2四半期(4~6月頃)、予定価格は69ユーロ(=約9,400円前後)、旧バージョンユーザー向けのアップデート価格が10ユーロ(=約1,400円前後)となっています。
プラグイン形式は VST/AU となっていて、64bit ホスト対応など詳細は不明。
元々 PPG Wave 2.2V、Attack、D-Pole は同社の DAW 用プラグイン製品ラインの初期に単体でリリースされていたものが、いつからか単体販売がなくなって Waldrof Edition としてお得なセットなったものです。(PPG シリーズは機能強化された Wave 3.V が単体で販売中)
一見するとパネルのデザインがリファインされた以外は、大きく変わっていないように見えます。
公式サイトの概要説明によると、PPG Wave 2.2V は新たにビルトインエフェクトが追加され、Delay/EQ/Drive/Phaser/Flanger/Chorus/Reverb が使用可能になるようです。
ドラムパーカッションシンセ Attack は iPad アプリ版と同じくオシレーターが見直され、シンバル波形がなくなって「Sample」が追加されています。
他に PPG と同じくビルトインエフェクト7種類が追加されています。
フィルター D-Pole はデザインが変わっただけで、パネル上のパラメーターの数に変化はないようです。
公式デモ
[ここに YouTube プレイヤーが表示されます]
http://www.youtube.com/watch?v=GlpRtODl3R8
http://www.youtube.com/watch?v=GlpRtODl3R8
ここにきて Attack の iPad 版が出てくるとは思いませんでした。
次はぜひとも D-Pole の iPad 版もお願いしたいところですね。
Nave のプラグイン版は望んでいた人結構いるんじゃないでしょうか。
Waldorf Edtion 2 はリリースされたらとりあえずアップデートはするつもりです。
[関連サイト]
Waldorf
Waldorf Nave
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2014/10/17 (Ver.1.6.2)
価格: 2,000円
Waldorf Edition (PPG WAVE 2.V/ATTACK/D-POLE)
- 出版社/メーカー: WALDORF
- メディア: エレクトロニクス