iOS の音楽アプリ間のオーディオストリーム入出力を制御するアプリ Audiobus が新機能追加のメジャーアップデートで Ver. 2.0 になってリリースされました。
App Store 価格は500円で、新機能の Multi-Routing はアプリ内課金500円。
iOS 7 以降の iPhone、iPod touch、iPad、iPad mini で利用可能です。
立体的だったスロットが流行りのフラットデザインに変更され、よりスッキリとした見た目になっています。
また、iOS 7 から標準実装された Inter-App Audio API のルーティング機能を内部で利用しているため、iOS 7 搭載のデバイスのみ対応となっています。
今回一番の目玉ともいえる Multi-Routing 機能はアプリ内課金 500円で利用可能となります。
今までは複数の入力はひとつのバスにまとめられてエフェクトあるいは出力へ送られていましたが、 Multi-Routing 機能を使えばも複数の入力ごとにバスを分けてそれぞれに違うエフェクトをかけて、それぞれ独立して出力したり、同じアプリの別トラックに分けて同時録音することが可能になります。
本来なら試したうえで記事を書くところなのですが、この機能はまだ自分には必要ないと判断したのでアプリ内課金はしていません。
ということで実際の動きは記事下に貼り付けた公式デモを見てみてください。
ワークフロー内の接続状態や呼び出したアプリのパラメーター設定を任意の名前をつけた保存して呼び出しできるようになりました。
プリセットリストで任意のプリセットをタップ選択すると、4つの機能ボタン(上書き保存、名前の編集、共有、削除)が表示され使用できます。
また、Presets には各プリセットを呼び出したあとの最新状態を常時保持する State Saving という機能が実装されています。
例えば、プリセット1を呼び出してシンセのパラメーターを変更したあとで、別のプリセット2を呼び出して、またプリセット1を呼び出すとプリセットを最初に保存したときの状態ではなく、直前のパラメーターの変更が保持された状態で切り替わります。
トータルリコールしたい場合は同じプリセットを続けて選択すれば、プリセット保存時の初期状態に戻ります。
音楽アプリは音声データを扱う構造上メインメモリを多く消費するものが結構あって、それを同時にいくつも動かすとなると、現状の iOS デバイスのメインメモリの 1GB では少々心もとないというか、せめて 2GB くらいはあってほしいというのは贅沢でしょうか。
(次期 iPhone/iPad はおそらく増やしてくるはず…)
[関連サイト]
Audiobus
Audiobus
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2014/04/03 (Ver.2.0)
価格: 500円 (Multi-Routing 機能はアプリ内課金500円)
App Store 価格は500円で、新機能の Multi-Routing はアプリ内課金500円。
iOS 7 以降の iPhone、iPod touch、iPad、iPad mini で利用可能です。
立体的だったスロットが流行りのフラットデザインに変更され、よりスッキリとした見た目になっています。
また、iOS 7 から標準実装された Inter-App Audio API のルーティング機能を内部で利用しているため、iOS 7 搭載のデバイスのみ対応となっています。
新たに追加された主な機能
- Multi-Routing 機能で無制限の接続でより複雑なエフェクトチェーンが可能
(※アプリ内課金 500円で利用可能) - 接続状態や各アプリの設定をプリセットとして保存、呼び出し、共有が可能
- 外部オーディオ I/F のマルチチャンネル入力に対応
- 新たなハードウェア・レイテンシー制御
Multi-Routing 機能
今回一番の目玉ともいえる Multi-Routing 機能はアプリ内課金 500円で利用可能となります。
今までは複数の入力はひとつのバスにまとめられてエフェクトあるいは出力へ送られていましたが、 Multi-Routing 機能を使えばも複数の入力ごとにバスを分けてそれぞれに違うエフェクトをかけて、それぞれ独立して出力したり、同じアプリの別トラックに分けて同時録音することが可能になります。
本来なら試したうえで記事を書くところなのですが、この機能はまだ自分には必要ないと判断したのでアプリ内課金はしていません。
ということで実際の動きは記事下に貼り付けた公式デモを見てみてください。
Ver.1 のユーザーで、Ver. 2 にアップデート後にアプリ内課金でクラッシュする場合は、一旦 Audiobus を削除して、デバイスを再起動した後で改めて Audiobus をインストールしてから再度アプリ内課金を実行すると解決するそうです。
Presets と State Saving 機能
ワークフロー内の接続状態や呼び出したアプリのパラメーター設定を任意の名前をつけた保存して呼び出しできるようになりました。
プリセットリストで任意のプリセットをタップ選択すると、4つの機能ボタン(上書き保存、名前の編集、共有、削除)が表示され使用できます。
また、Presets には各プリセットを呼び出したあとの最新状態を常時保持する State Saving という機能が実装されています。
例えば、プリセット1を呼び出してシンセのパラメーターを変更したあとで、別のプリセット2を呼び出して、またプリセット1を呼び出すとプリセットを最初に保存したときの状態ではなく、直前のパラメーターの変更が保持された状態で切り替わります。
トータルリコールしたい場合は同じプリセットを続けて選択すれば、プリセット保存時の初期状態に戻ります。
公式デモ
[ここに YouTube プレイヤーが表示されます]
http://www.youtube.com/watch?v=C60vJ8uVSrA
http://www.youtube.com/watch?v=47l_uUyrPAo
http://www.youtube.com/watch?v=tE347uTXKms
http://www.youtube.com/watch?v=aDNesaca0do
http://www.youtube.com/watch?v=C60vJ8uVSrA
http://www.youtube.com/watch?v=47l_uUyrPAo
http://www.youtube.com/watch?v=tE347uTXKms
http://www.youtube.com/watch?v=aDNesaca0do
音楽アプリは音声データを扱う構造上メインメモリを多く消費するものが結構あって、それを同時にいくつも動かすとなると、現状の iOS デバイスのメインメモリの 1GB では少々心もとないというか、せめて 2GB くらいはあってほしいというのは贅沢でしょうか。
(次期 iPhone/iPad はおそらく増やしてくるはず…)
[関連サイト]
Audiobus
Audiobus
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2014/04/03 (Ver.2.0)
価格: 500円 (Multi-Routing 機能はアプリ内課金500円)