Pacemaker という名前を見て、5,6年ほど前に一部で話題になっていたポケットサイズのコンパクトな DJ デバイスを思い出す人もいるのでは?
当時はこのブログでも何度か取り上げて注目していましたが、しばらくして iOS デバイスと DJ アプリの組み合わせが登場して人気になったあたりからすっかり影が薄くなって、その存在も忘れかけていたところで……
その Pacemaker から iPad 専用の DJ アプリが新しくリリースされました。
iOS 7 以降の iPad に対応、価格は無料(機能追加のアプリ内課金あり)。
A/B デッキのスクラッチパッド中央の4つのアイコンボタンから各機能を呼び出すことができるようになっています。
また、Loop 機能と BeatSkip 機能も標準では使えずそれぞれ有料オプションとなっています。
キューポイントの指定は波形の任意の位置をタップします。キューポイントは指定のみでポイントの登録機能はありません。
左: Tempo、右: Fx
左: Loop、右: BeatSkip
有料オプションの機能6つはそれぞれ1つ200円で、6つ全部入りのバリューパック(1,000円)を買うとバラバラで買うより200円安く買うことができます。
画面上部の曲名部分をタップするとトラックブラウザが開きます。左のタブで Msuic (iTunes ライブラリ)、Spotify、Mixes を選択るすとリストがそれぞれの表示されます。
Mixes には録音ボタンを押してレコーディングしたテイクが表示されます。(Spotify から再生した曲はレコーディングできないように制限されているとのこと)
ただ残念なことに日本ではまだ Spotify のサービスが正式に開始されていないので、現時点では利用することができません。
ここ最近 Spotify は水面下で日本でのサービス開始の対応作業を着々と進めていて、デスクトップ用アプリや iOS 用アプリのユーザーインターフェイスはすでに日本語化されていることから、サービス開始が近いのではないかと噂されています。
サークルのスロットをドラッグして各エフェクトの並び替えができます。
Split Output を ON にすると、iPad のヘッドフォン端子の L/R 出力をマスター用とモニター用(ヘッドフォン)に分けることができます。
その他には、タイムストレッチ有無、クロスフェーダー動作、ノーマライズ有無、キューポイント指定の補正などの項目があります。
ハードウェアが終了してからしばらくして Blackberry 用の DJ アプリがリリースされていたので、そのうち iOS 版か Android 版もリリースされるのではと思っていたところでした。
Spotify 対応部分はまだ日本では使えないのでノーコメント。
今風のフラットデザインはいい感じなんですが、短時間でざっと触った感想としてはテンポシンクの精度とか、他にもいくつか細かい部分の使い勝手がいまひとつな感じがして有料オプションに購入する気にはなれませんでした。
今後のアップデートに期待。
[関連サイト]
Pacemaker
Sporify
Pacemaker
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2014/02/02 (Ver.1.0.8)
価格: 無料 (アプリ内課金あり)
当時はこのブログでも何度か取り上げて注目していましたが、しばらくして iOS デバイスと DJ アプリの組み合わせが登場して人気になったあたりからすっかり影が薄くなって、その存在も忘れかけていたところで……
その Pacemaker から iPad 専用の DJ アプリが新しくリリースされました。
iOS 7 以降の iPad に対応、価格は無料(機能追加のアプリ内課金あり)。
主な機能
レイアウトは左右に A/B デッキが配置されたオーソドックスなタイプで、センターにはクロスフェーダー、SYNC ボタン、設定ボタン(スパナ)、REC ボタンなどが配置されています。A/B デッキのスクラッチパッド中央の4つのアイコンボタンから各機能を呼び出すことができるようになっています。
- Tempo - テンポ調整 (Tempo/Nudge)
- Fx - エフェクト
標準: 3-band EQ (Treble/Middle/Bass)、Gain
追加: Reverb、Echo、Hi-Lo Filter、Roll (有料オプション 各200円) - Loop - 1/16~8小節のループ機能 (有料オプション200円)
- BeatSkip - ビートスキップ/スタッター機能 (有料オプション200円)
また、Loop 機能と BeatSkip 機能も標準では使えずそれぞれ有料オプションとなっています。
キューポイントの指定は波形の任意の位置をタップします。キューポイントは指定のみでポイントの登録機能はありません。
左: Tempo、右: Fx
左: Loop、右: BeatSkip
有料オプションの機能6つはそれぞれ1つ200円で、6つ全部入りのバリューパック(1,000円)を買うとバラバラで買うより200円安く買うことができます。
トラックブラウザ
画面上部の曲名部分をタップするとトラックブラウザが開きます。左のタブで Msuic (iTunes ライブラリ)、Spotify、Mixes を選択るすとリストがそれぞれの表示されます。
Mixes には録音ボタンを押してレコーディングしたテイクが表示されます。(Spotify から再生した曲はレコーディングできないように制限されているとのこと)
Spotify 対応
他の DJ アプリにはない特徴として、iTunes ライブラリの楽曲再生に加えて定額制音楽配信サービスの Sporify に登録されている楽曲の再生にも対応している点が挙げられています。(Spotify のアカウントログインが必要)ただ残念なことに日本ではまだ Spotify のサービスが正式に開始されていないので、現時点では利用することができません。
ここ最近 Spotify は水面下で日本でのサービス開始の対応作業を着々と進めていて、デスクトップ用アプリや iOS 用アプリのユーザーインターフェイスはすでに日本語化されていることから、サービス開始が近いのではないかと噂されています。
機能設定画面
画面中央のスパナアイコンをタップすると機能設定画面が表示されます。サークルのスロットをドラッグして各エフェクトの並び替えができます。
Split Output を ON にすると、iPad のヘッドフォン端子の L/R 出力をマスター用とモニター用(ヘッドフォン)に分けることができます。
その他には、タイムストレッチ有無、クロスフェーダー動作、ノーマライズ有無、キューポイント指定の補正などの項目があります。
デモ
[ここに YouTube プレイヤーが表示されます]
http://www.youtube.com/watch?v=sSWXkecVsgo
http://www.youtube.com/watch?v=Fa_PDvXAExo
http://www.youtube.com/watch?v=sSWXkecVsgo
http://www.youtube.com/watch?v=Fa_PDvXAExo
ハードウェアが終了してからしばらくして Blackberry 用の DJ アプリがリリースされていたので、そのうち iOS 版か Android 版もリリースされるのではと思っていたところでした。
Spotify 対応部分はまだ日本では使えないのでノーコメント。
今風のフラットデザインはいい感じなんですが、短時間でざっと触った感想としてはテンポシンクの精度とか、他にもいくつか細かい部分の使い勝手がいまひとつな感じがして有料オプションに購入する気にはなれませんでした。
今後のアップデートに期待。
[関連サイト]
Pacemaker
Sporify
Pacemaker
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2014/02/02 (Ver.1.0.8)
価格: 無料 (アプリ内課金あり)