ART Teknika からリリースされた iOS 用のリバーブエフェクトアプリ iConvolver - Convolution Reverb を紹介。
App Store 価格は通常960円、発売記念セール価格480円。
iOS 7以降の iPhone/iPad/iPod touch に対応。
快適に使用するには64bit 機種の iPhone 6/iPad Air 以降を推奨。
iConvolver はインパルスレスポンス (Impulse Response) を利用するコンボリューションタイプの超強力な本格リバーブです。
リバーブに加えてハイパス、ローパスフィルターも備えています。
単体でのマイク入力の他に、Audiobus、Inter-App Audio にも対応しているので、他の音楽アプリからの入力、出力にも対応しています。
反響特性はホールのような空間だけでなく、エフェクター、スピーカー、マイクなど機器自体の出力特性も記録して利用することも可能です。
コンボリューションとは数学用語の畳み込み演算のことで、簡単にいうと関数aをX方向に移動させながら関数bに重ねて足し合わせるといった積分処理のことを指し、入力音声と IR を畳み込み演算させることで IR の元空間と同じような残響効果が得られるリバーブをコンボリューションリバーブと呼びます。
大抵のコンボリューションリバーブにはプリセットでいくつか IR データが付属しますが、後からユーザーが任意の IR を用意して追加することも可能になっています。
「FILTER/DELAY」ボタンで、ハイパスフィルター、ローパスフィルター、プリディレイのスライダーが表示されます。
「WET/DRY」ボタンで、ウェット、ウェットバランス、ドライのスライダーが表示されます。両端の INPUT、OUTPUT は「FILTER/DELAY」と同じく固定です。
「LOAD」ボタンを押すと IR プログラムの選択ブラウザが開きます。「LOAD」ボタンを押す以外に画面のグラフ部分を左右スワイプすることでプログラムの切り替えが可能です。
その他画面最下段には、ミュート、バイパス、リセットなどのボタン、右下にオプション設定ボタンが並びます。
ちなみに iPad では1画面にすべてのスライダーが表示され、より使いやすくなっています。
» 参考: Audiobus の FX にセットした例↓
» 参考: iPad で動かしたときの画面構成↓
iOS デバイスで手軽にコンボリューションリバーブが使えるなんて素晴らしい。
Audiobus 経由で民族楽器、弦楽器、打楽器などの楽器アプリにかけてやるとかなりイイ感じになります。
個人的には OddTunes:Hang に使うのがお気に入りです。
最後に1点だけ、黒背景に赤い文字はちょっと見え辛いかなと思いました。
(デザイン的には黒/赤はかっこいいのですけど)
[関連サイト]
ART Teknika
iConvolver - Convolution Reverb
ART Teknika iConvolver - Impulse Response Reverb
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2016/05/19 (Ver.1.0.0)
価格: 960円(発売記念セール価格480円)
ART Teknika M/S Proc - Mid/Side Level & EQ
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2016/05/31 (Ver.1.0.0)
価格: 720円(発売記念セール価格360円)
OddTunes:Hang
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2015/06/24 (Ver.3.6.0)
価格: 120円
App Store 価格は通常960円、発売記念セール価格480円。
iOS 7以降の iPhone/iPad/iPod touch に対応。
快適に使用するには64bit 機種の iPhone 6/iPad Air 以降を推奨。
iConvolver はインパルスレスポンス (Impulse Response) を利用するコンボリューションタイプの超強力な本格リバーブです。
リバーブに加えてハイパス、ローパスフィルターも備えています。
単体でのマイク入力の他に、Audiobus、Inter-App Audio にも対応しているので、他の音楽アプリからの入力、出力にも対応しています。
インパルスレスポンスとコンボリューション
音響におけるインパルスレスポンス (IR) は、特定の空間の反響特性(反響音)をサンプリングし数値化したデータを指します。反響特性はホールのような空間だけでなく、エフェクター、スピーカー、マイクなど機器自体の出力特性も記録して利用することも可能です。
コンボリューションとは数学用語の畳み込み演算のことで、簡単にいうと関数aをX方向に移動させながら関数bに重ねて足し合わせるといった積分処理のことを指し、入力音声と IR を畳み込み演算させることで IR の元空間と同じような残響効果が得られるリバーブをコンボリューションリバーブと呼びます。
大抵のコンボリューションリバーブにはプリセットでいくつか IR データが付属しますが、後からユーザーが任意の IR を用意して追加することも可能になっています。
iConvolver の主な特徴
- ART Teknika オリジナルのコンボリューションエンジン搭載
- ゼロレイテンシーを実現
- インパルスレスポンスファイルの読み込みに対応(WAV/AIFF形式)
- ファイル共有、Open In で他のアプリからのコピーに対応
(Open In は ZIP 形式の読み込み・展開にも対応、パスワード付き未対応) - より音を作り込むためのローパス、ハイパスフィルターを搭載
- Audiobus、Inter-App Audio に対応、スタンドアロン動作可能
- すぐに使えるオリジナル IR ファイル100個以上が標準で付属
- iPhone/iPad のどちらでも使えるユニバーサルアプリ形式
画面構成と操作
操作画面は比較的シンプルで画面上部に IR のグラフが表示され、画面下部にボタン、スライダー類が並びます。「FILTER/DELAY」ボタンで、ハイパスフィルター、ローパスフィルター、プリディレイのスライダーが表示されます。
「WET/DRY」ボタンで、ウェット、ウェットバランス、ドライのスライダーが表示されます。両端の INPUT、OUTPUT は「FILTER/DELAY」と同じく固定です。
「LOAD」ボタンを押すと IR プログラムの選択ブラウザが開きます。「LOAD」ボタンを押す以外に画面のグラフ部分を左右スワイプすることでプログラムの切り替えが可能です。
その他画面最下段には、ミュート、バイパス、リセットなどのボタン、右下にオプション設定ボタンが並びます。
ちなみに iPad では1画面にすべてのスライダーが表示され、より使いやすくなっています。
» 参考: Audiobus の FX にセットした例↓
» 参考: iPad で動かしたときの画面構成↓
iOS デバイスで手軽にコンボリューションリバーブが使えるなんて素晴らしい。
Audiobus 経由で民族楽器、弦楽器、打楽器などの楽器アプリにかけてやるとかなりイイ感じになります。
個人的には OddTunes:Hang に使うのがお気に入りです。
最後に1点だけ、黒背景に赤い文字はちょっと見え辛いかなと思いました。
(デザイン的には黒/赤はかっこいいのですけど)
[関連サイト]
ART Teknika
iConvolver - Convolution Reverb
ART Teknika iConvolver - Impulse Response Reverb
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2016/05/19 (Ver.1.0.0)
価格: 960円(発売記念セール価格480円)
ART Teknika M/S Proc - Mid/Side Level & EQ
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2016/05/31 (Ver.1.0.0)
価格: 720円(発売記念セール価格360円)
OddTunes:Hang
カテゴリー: ミュージック
リリース: 2015/06/24 (Ver.3.6.0)
価格: 120円