ベルリンを拠点に活動するオーディオビジュアル・アーティスト Martin Backes 氏のサウンドインスタレーション/スカルプチャー作品 What do machines sing of? を紹介。
メインとなるソフトウェア部分は、ベルリン芸術大学のメディアアート関連の教授たちのアドバイスを得て、音響合成用プログラミング言語 SuperCollider で作成されています。
1990年代を代表するバラード5曲を自動解析しエンドレスに再生していきます。
出力される音声は人間の声ではなく、少しオーバードライブがかかった方形波のような音で、ボーカリストが使うようなビブラートやしゃくり、溜めなどのワザを再現しています。
解析方法の内容は公開されていないので詳しいことは分かりませんが、単純に元曲のメロディラインをトレースしているだけはなく、トラックの各パートの構成や動き、歌詞の内容なども感情表現のパラメータとして利用しているのかもしれません。(あくまで推測ですが)
なかなか面白い試みですね。
人力だとブルースギターとかジャズトランペットのソロみたいな感じ?
これを突き詰めていくと、多くの人の琴線に触れる(気持ちいいと感じる)ピッチの揺れやタイミングの解明につながるのかなと思ったりしました。
(いや、そのあたりは既にもう解明されているのかもしれない…)
[関連サイト]
Martin Backes
SuperCollider
メインとなるソフトウェア部分は、ベルリン芸術大学のメディアアート関連の教授たちのアドバイスを得て、音響合成用プログラミング言語 SuperCollider で作成されています。
1990年代を代表するバラード5曲を自動解析しエンドレスに再生していきます。
- Whitney Houston – I Will Always Love You
- R. Kelly – I Believe I Can Fly
- Toni Braxton – Un-Break My Heart
- Bryan Adams – Everything I Do, I Do It For You
- Celine Dion – My Heart Will Go On
出力される音声は人間の声ではなく、少しオーバードライブがかかった方形波のような音で、ボーカリストが使うようなビブラートやしゃくり、溜めなどのワザを再現しています。
解析方法の内容は公開されていないので詳しいことは分かりませんが、単純に元曲のメロディラインをトレースしているだけはなく、トラックの各パートの構成や動き、歌詞の内容なども感情表現のパラメータとして利用しているのかもしれません。(あくまで推測ですが)
なかなか面白い試みですね。
人力だとブルースギターとかジャズトランペットのソロみたいな感じ?
これを突き詰めていくと、多くの人の琴線に触れる(気持ちいいと感じる)ピッチの揺れやタイミングの解明につながるのかなと思ったりしました。
(いや、そのあたりは既にもう解明されているのかもしれない…)
[関連サイト]
Martin Backes
SuperCollider
Programming digital music with SuperCollider (English Edition)
- 出版社/メーカー: www.fittonmusic.com
- 発売日: 2014/01/15
- メディア: Kindle版