KORG から正式にアナログシンセ ARP ODYSSEY の発表がありました。
Rev.3 のパネルを採用した通常モデルが2015年3月発売予定。
市場予想価格は100,000円前後。
Rev.1 パネル、Rev.2 パネルの限定モデルが2015年5月に発売予定。
ロングセラーであったこともあり、フィルター回路などの内部パーツが少しずつ改良されていて、同じ ODYSSEY の名前を持ちながらも生産時期によってサウンドのニュアンスに違いがあることが知られていて、大きく分けて3つのグループに分けることができます。
1972年~1974年まで生産された白いパネルを採用した Model 2000 は Rev.1、1975年~1976年まで生産された黒いパネルに金色のシルク印刷の Model 2810~2813 は Rev.2、1978年~1981年まで生産された黒いパネルにオレンジ色のシルク印刷の Model 2820~2823 は Rev.3 と呼ばれて区別されています。
生産が中止された現在でも、同社を代表する歴史的名機として世界中の多くのユーザー、ファンに愛され、数多くの名曲とともに音楽史に名を刻み続けています。
そして誕生から40年経った現在、KORG は ARP Instruments の共同創業者である David Friend 氏をアドバイザーに迎え、当時の内部回路を完全再現した復刻モデルを開発しリリースするこを発表しました。
標準モデル (Rev.3 仕様パネル)
限定モデル (Rev.1 仕様パネル)
限定モデル (Rev.2 仕様パネル)
KORG 渾身の一品。素晴らしい。
新品の ARP ODYSSEY が10万で手に入る日が来ようとはオッサンは感無量です。
(限定モデルで Rev.1/2 パネル仕様まで作るなんて商売上手ですねw)
自分の場合、印象的な ARP ODYSSEY の音というと、やっぱり初期 YMO のアルバムやライブですね。
The End of Asia や Cosmic Surfin' のライブで細野さんの弾くグルーヴ感溢れるシンセベースは今聴いてもゾクゾクします。
[関連サイト]
KORG
ARP ODYSSEY
Rev.3 のパネルを採用した通常モデルが2015年3月発売予定。
市場予想価格は100,000円前後。
Rev.1 パネル、Rev.2 パネルの限定モデルが2015年5月に発売予定。
ARP ODYSSEY の歴史おさらい
ARP ODYSSEY は、米国 ARP Instruments が1972年から1981年まで製造したアナログ・シンセサイザーで、コンパクトなボディからは想像できない多彩なサウンドを作り出すことができる革新的な製品でした。ロングセラーであったこともあり、フィルター回路などの内部パーツが少しずつ改良されていて、同じ ODYSSEY の名前を持ちながらも生産時期によってサウンドのニュアンスに違いがあることが知られていて、大きく分けて3つのグループに分けることができます。
1972年~1974年まで生産された白いパネルを採用した Model 2000 は Rev.1、1975年~1976年まで生産された黒いパネルに金色のシルク印刷の Model 2810~2813 は Rev.2、1978年~1981年まで生産された黒いパネルにオレンジ色のシルク印刷の Model 2820~2823 は Rev.3 と呼ばれて区別されています。
生産が中止された現在でも、同社を代表する歴史的名機として世界中の多くのユーザー、ファンに愛され、数多くの名曲とともに音楽史に名を刻み続けています。
そして誕生から40年経った現在、KORG は ARP Instruments の共同創業者である David Friend 氏をアドバイザーに迎え、当時の内部回路を完全再現した復刻モデルを開発しリリースするこを発表しました。
標準モデル (Rev.3 仕様パネル)
主な特徴
- オリジナルの基本設計を忠実に保ちつつ進化した ARP ODYSSEY
- コンパクトなボディと操作性の高いスライダー/スイッチを備えたパネル
- 通常モデルはRev.3 仕様のパネルデザインを採用
- 限定モデルとして Rev.1、Rev.2 仕様も2015年5月に発売予定
- 弾きやすい37鍵スリム鍵盤 (ベロシティ/アフタータッチは非搭載)
- 創業者をアドバイザーに迎え Rev.1~3 の内部回路を完全復刻
- ARP ODYSSEY の特徴的なシンセシスを回路レベルで再現
- VCO ×2(ノコギリ波、矩形波、パルス波/PWM、FM)
- NOISE (ホワイト、ピンク)
- LFO (正弦波、矩形波、サンプル&ホールド対応)
- VCF (ローパス、レゾナンス、ハイパス、リングモジュレーター)
- VCA (ADSR エンベロープ、AR エンベロープ)
- Rev.1(12dB/oct)、Rev.2/3 (24dB/oct) 全てのフィルター回路を搭載
- Rev.1、Rev.2/3 両方のポルタメント動作が可能
- 新機能 DRIVE スイッチを搭載 (ON/OFF)
- 新たに MIDI IN、USB(type B)、ヘッドホン出力など接続端子を追加
- モノラルフォーン(LOW)、XLR(HIGH) 2種類のオーディオ出力端子装備
- 外部オーディオ入力(モノラル標準フォーン)端子装備
- CV/GATE/TRIG 入出力(モノラルミニフォーン)端子装備
- AC アダプター(DC9V)、標準フォーンケーブル、ミニフォーンケーブル付属
- 専用セミハードケース付属
限定モデル (Rev.1 仕様パネル)
限定モデル (Rev.2 仕様パネル)
公式デモ
[ここに YouTube プレイヤーが表示されます]
http://www.youtube.com/watch?v=w8MIrdv1hAE
http://www.youtube.com/watch?v=y3cH_S5--NU
http://www.youtube.com/watch?v=w8MIrdv1hAE
http://www.youtube.com/watch?v=y3cH_S5--NU
KORG 渾身の一品。素晴らしい。
新品の ARP ODYSSEY が10万で手に入る日が来ようとはオッサンは感無量です。
(限定モデルで Rev.1/2 パネル仕様まで作るなんて商売上手ですねw)
自分の場合、印象的な ARP ODYSSEY の音というと、やっぱり初期 YMO のアルバムやライブですね。
The End of Asia や Cosmic Surfin' のライブで細野さんの弾くグルーヴ感溢れるシンセベースは今聴いてもゾクゾクします。
[関連サイト]
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ARP ODYSSEY